めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

来年こそ絶対読みたい名著5冊

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もう今年もあと2週間、となりました。

 

今年の目標は達成できましたか?

 

一年で何冊本を読む!

という目標を立てられていた方も多いんではないでしょうか?

 

まさにわたしもそのうちの一人です。

 

または、

あまり読書をしない方や中学生や高校生などの若い方だと、

 

何冊読む、というより読書に挑戦する

 

という人も多いだろうし、お子様のいる親御さんであれば

 

子供に本を読ませたい

 

と思っておられる方も多いんじゃないでしょうか?

 

でも、年が変わったってそう簡単に好きなものが変わったり苦手を克服できるわけじゃありませんよね。。。

 

だから、本を読むくせをつけるには、本当面白い本を読む体験をさせる、するしかないんじゃないかと思います。

 

この記事は、

 

読書が苦手な人には面白い本を紹介するので是非読んでみてもらって、2018年をきっかけに読書好きになってもらいたい

 

そして、

 

読書が好きな人には、是非読んでもらって知識を深めてもらったり感動を共有したい

 

という思い出書きたいと思っています。

 

これから紹介する5冊は、世界でも「名著」と言われていますし、わたしも本当におもしろい、と思ったものばかりで、すべて2回以上、多いもので5回は読んでいます。

 

それでは、わたしの人生に与えた影響の大きい順にあらすじとわたしの感想を書いていきます。

気になったら、是非読んでまたはお子さんに薦めてみてください!

 

これできっと来年こそは読書に関する目標が達成できると思いますし、今年中に読書したい、と考えられている方も、楽しく読書できる本が見つかると思います。

 

では、いきましょう!!(【ザク読み】シリーズよりも詳しくいきます!)

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 人間失格

いやー、やっぱりナンバー1は、これです。

 

人間失格

 

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わたしの読書好き人生のスタート本

これは、暗い話で有名な太宰治さんがかかれた晩年の作品です。

 どんでん返しとかではありませんが、本当に衝撃的な内容(どこまでダークなんだよ)で読み始めたらあっという間に読み終えてしまうやつです。

 

わたしは、小学生の時から夏休みになるとやってくる

読書感想文

とやらが大嫌いで

なんとか楽して(本を読まずに)このくそみたいな宿題を終えられないか

と思っていました。

 

やっぱり、読書自体を楽しいと思っていなかったわけですね。

 

そんなんで、いくら先生や親が読めって言ったって読むようにはなりませんわ。

 

読書感想文とかの宿題を通して読書の機会を与えて読書の習慣をつけさせる、という考え方自体はいいと思いますが、読ませようとしている本を疑ってみたほうがいいです!!

 

少なくともわたしは、全然面白いと思えませんでした。

 

そんな読書嫌いのわたしを変えたのがこの「人間失格」だったんです。

 

 

中学2年の時の公民の先生が授業中にどういう流れか覚えてませんが(なんで公民で人間失格なんだ)、読んでみろ、と。

 

前々からその題「人間失格」というのが気にはなっていたわたしは、その日に本屋へ行きました。

読書嫌いが薦められて本屋に行く、というのは、やっぱりこういう風に薦める側の気持ちと本人の気持ちが一致しないとね。

 

本屋で見つけたその本は、黒い背表紙に白字で「人間失格」と書いてあり、手招きしているように感じました。(これマジっす)

こんな感覚は、通販とかじゃ感じられないんだろうな。。。

すんごいアナログでいい(生々しい)な感覚ですよね、手招きって。

 

そんで、すぐ買いましたよ。人間失格

 

すぐ読み終えました。

 

読み始めてから終わるまでに何回か鳥肌が立ちました。

それに、気分が悪くなるほど暗い気持ちにもなりました。

底辺の心理状況を見た、というか、もう復活する希望がまったくない人間を見たというか・・・そんな気持ちになりました。

 

この体験をしたおかげで、本ってすげー

ってなったわけです。

 

だってすごいですよね。

同じような文字の羅列でもその意味や書き方なんかで、人の感覚を変えてしまうんだから。

 

ストーリーもさることながら、文字・読書が人に大きな影響を与えること自体にも影響さえれた強烈な印象のある本です。

 

短い本でもう5回くらいは読んでますが、文体が古くて、デジタルで口語になれた若い人にはもしかしたら読みにくいかもしれませんが、「鳥肌」必須です。

 

最初の数ページは、「男の写真について」の評価が述べられているんですが、この数ページの段階で鳥肌確定でした。。。

 

とにかくわたしにはすごい影響を与えてくれた本でした。

 

人間失格と公民の先生(名前忘れました)ありがとう!!

人間失格

人間失格

 

 

7つの習慣

この本の威力は、ほんとすごい。

というのが感想ですかね。

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転職を考えていた時に背中を押したとんでもない本

この本との出会いは、同僚が読んでいるのを目にしてなんとなく気になった、ということでした。

 

もう3回くらい読んでいますが、最初に読んだのは26歳くらいのときです。そして最後に読んだのは、ついこの間です。

 

読むたびにそれぞれの影響を与えてくれます。毎回考えさせられるんですよね。

 

最初に読んだときは、主体的に生きるってことが大切なんだぁ

 

という漠然とした感想。

 

そして、先日読んだときには人生の重大な決断である「転職」を考えるときに背中を押してくれた本です。自分の頭で考えて、強い意志で決めたことを実現させられる気がしてきます(気がするだけじゃないことを祈る!)

 

転職決めちゃうんですからね。これ読んで。

 

こんなに人の人生に影響を与える本ってそんなにあるもんじゃないですよ!

 

読書嫌いの人にはちょっと分厚くて手ごわいかもしれませんが、ある程度人生経験を積まれた社会人や大学生の方なんかには本当におすすめです。

 

巷にはいろんな自己啓発本やハウツー本があると思いますが、それを全部たしていらない部分を削ったような本(完璧な自己啓発本という意味、わかりにくくてすんません)です。

 

これを読んで実践すれば「自分の」で納得できる人生を歩めると思いますよ!!

 

コヴィー先生ありがとう!!ただ、セミナーの宣伝みたいなやつやめようね!!

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

金持ち父さん 貧乏父さん

お金の使い方を面白く、具体的に教えてくれる本です。

 

金持ち父さんと貧乏父さんが出てくる物語を読むと自然にその知識が身につくおもしろい作りの本です。

 

30超えてからでもいいですが、できれば、本格的にお金を稼ぎ始める前の大学生なんかが読むと影響大!だと思います。

 

要は、お金は、ため込んだり、無駄に消費したりせずに、

 

とにかく資産運用せよ

 

ということをいろんな例を用いて伝えている本です。

 

細かい運用方法などを説明している本ではなくて、運用したほうがいい、という考え方についての本です。

この本を読んで、

 

やっぱ、運用だわ。

 

と思った方は、運用法についての別の本も読んだほうがいいと思います。

金持ち父さんありがとう!!(物語では、金持ち父さんがお金について教えてくれます)

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

 

 

河童

わたしの人間不信な性格を作った本です。(じゃあ読まないほうがいいじゃねぇか。薦めんな)

 

うそです。すみません。

 

現代社会の在り方について疑問を持たされる本です。

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この河童の水墨画しぶぃ(ぶいしぃ)

「漠然とした不安」を理由に自殺した芥川龍之介さんの本ですね。

わたしは、古典小説も大好きなんですが、それは、上で紹介した「人間失格」による影響です。

河童も中学2年の時に読みました。

内面的な内容の本なので、心の動きが激しい中学2年の男の子には衝撃的な内容でした。

 

あらすじは、

河童を見つけた人間がそれを追いかけて行って誤って河童の世界に行ってしまい・・・という流れでその人間が人間不信になるストーリーなんですが、ほんとにいい。読みやすい。

 

そして、

 

いつの時代も変わらないんだな

 

と、変な意味、安心感も持てる本でした。これも短く、すぐ読み終えられますよ!

 

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

 

確定拠出年金の教科書

 上で紹介した「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、

 

やっぱ運用だわ。

 

って思ったわたしが確定拠出年金について勉強するために買った本です。

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初級者、上級者問わず、これを読むべし


たぶんこれからこれをやるにあたって、何度か読み直すだろう、と思って買いました。(図書館で済ませるこのわたしに買わせるなんて、おぬし、なかなかやるな)

 

この一冊で確定拠出年金のことは、すべてわかります。

 

確定拠出年金とは、というところから、確定拠出年金のメリット・デメリット

基本的な運用方法までまとまっています。

 

しかも、いいのは、著者である山崎元さんの文章・内容の歯切れのよさです。

 

読者が知りたいところにまっすぐに答えてくれています。

 

どちらともとれるような書き方ではなく、それはいい、よくない。でまとめてくれていて、わたしのような初心者でもとてもわかりやすいです。

 

確定拠出年金に興味のある方や、すでに始めている方のさらなる勉強のためにも絶対おすすめの一冊です。

確定拠出年金の教科書

確定拠出年金の教科書

 

 

まとめ

 どうでしたでしょうか。

 

わたしの人生に大きな影響を与えてくれた本たちを紹介しました。

 

一度だけでなく何度も読む価値のある本ばかりです。

 

是非、この冬または、来年こそは読んでみてはいかがでしょうか。

 

快適な読書ライフを!

 

 

ではまた!