めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

麺場田所商店(味噌ラーメンのお店)

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一足先の年末年始休暇、ということで実家に帰っております。

 

本日は、妻の希望で麺場田所商店に行ってきました。

 

自宅のある東京にも麺場〇〇、という味噌ラーメンのお店があるんですが、その暖簾(のれん)分け店だそうです。

 

暖簾分け店というのは、本店や直営店で働いて実力を認められた人が「麺場」を名乗っていいとか、そういった許しを得て独立して作る店のことです。

いろいろなラーメン店で暖簾分け制度を設けていて、ロヤリティを取ったり取らなかったり、本店の指図があったりなかったり、といった様々な形があるようです。

 

グーグルでナビりながら車を運転すること30分、発見しました。

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雲一つない空にひときわ目立つ看板。自己主張なかなか激し目で、看板としての役目をきっちり果たしていますね。

 

12:30ごろ到着したんですが、駐車場はほぼ満車でした。

 

さて、お店の外観は、

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これです。

田所商店です。

やはり、麺場系列。東京にある麺場〇〇と同じような店構えです。

 

ここのラーメン、うまいの知ってるよ、と心の中で思いながらカメラをパチリ。もう後光がさしてますね(ただの逆光)。

 

入り口に向かって歩き出すと、、、ん?

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味噌の自販機かと思いきや、普通にジュースとかしか売ってない自販機でした。

 

どうして最終的にこういうデザインになったかは、それを決めた人しかわからないやつですね。

 

自販機のデザインをここまでやるなら、ごみ箱や喫煙のための灰皿も徹底的にやってほしかった。。。(どんぶり型にするとかね)

 

常連のふりをしながらお店に入ると、やっぱり繁盛店だけあって元気のいい、いらっしゃいませ!の掛け声。これを聞いただけでちょっと元気になりますね(別に気落ちしていたわけじゃないけど)。

 

人数を告げると、5人待ちの後で待つように指示されました。待つ時間、メニューを見ながらあたりを見てみると、

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本当に蔵出し味噌押しですね。

 

看板、自販機、待合席。ラーメン食べる前から3回も主張されればもうわかった。それにしても、この樽の下で地震にあっても生き延びれるだろうな味噌食いながら、と思いながらメニューをもう一度見ることにしました(多分ただのオブジェ)。

 

メニューは、

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うん。わかった。麺場〇〇と全く同じだ。これは、あのうまい味を期待できる。

わたしは、やや濃い口の信州味噌味にすることに決めました。

 

メニューの後ろの方には、

下のような味噌の細かい説明と、

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下のような

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食物アレルギーに関する情報などものっていて、味噌のすばらしさやアレルギーが気になる方のための配慮があることと、待合席にメニューがあることからこれは、お客さんを待たせたときのための資料としての価値も考えているんだろうな、と感じました。

 

こればかりじゃなくて、けっこういろんな面でお客さん目線のサービスの行き届いたお店でしたよ。

 

とにかく、味噌ラーメンがうまいんだな(期待してるぞ←なぜか常連気分)。

 

と思いながら待つこと5分、掘りごたつのある6人掛けのテーブル席に案内されました。

 

テーブル席、カウンターなど50人くらい収容できる店で、店員さんも多く、手際がいいのかとても回転の速い感じでした。

 

さて、案内されて席に着くと、また発見しました。

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味噌樽いす。

 

蔵出し味噌、の文字や樽を見逃したお客さんのために、、、ここまでくると、すごい、としか言えませんね。

 

テーブルの上はこんな感じでした。

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まず、すっきりしていていいですね。

 

特にいいのは、冷水がこちらのペースで注げるようにテーブルに置いてあること。そして、手をふくためのウェットティッシュと紙ナプキンが自由にとれるように置いてあること。

 

これは、子供連れの家族やわたしのように温かいものを食べると鼻水が出る人にはとてもありがたい。。。

 

中央の小さな壺には、

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辛味噌が入ってました。

 

これは、味変(ラーメンの味を途中で変えて楽しむこと)で使おう、と思いながら注文が届くのを待っていると、

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来ました。期待通りのやつ(670円、大盛だとプラス100円)です。

安心・信頼のラーメンです。

 

スープと麺の上にはもやし、山菜、肉みそ、ニンニクとねぎの素揚げ。シンプルなのに力強いですね。器も広めの口と温かみのある感じです。

 

早速いってみましょう。

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まずはスープから、ということですくってみると味噌で白く濁ったスープ。味噌のコクがよく効いているのにどこかやさしい、どんどん口に含みたくなるスープでした。

 

もう早く、麺をすすりたい、ということで

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麺を持ち上げると、中太のちょっと縮れ麺。アツアツなのでフーフーしてずるずるいきました(擬態語と擬音語だらけでいかにも頭わるそう)。

味噌スープをまとった麺は、スープのコクとともに、小麦粉の甘みを口に広げてくれました。

 

麺だけすすったり、山菜や肉みそと一緒にいったりとたくさんの味の変化を楽しむことができました。

 

わたしにはラーメン屋にきたら絶対やることがあります。

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チャーシューの別皿注文(3枚で300円)です。

 

ラーメンは純粋にラーメンでいてほしいし、チャーシューもそうです。最初から浸かっているのはナンセンスです。

 

さて、チャーシューですが、もう香りでおなかがすいてくるやつでした。豚肉、焦げの香ばしさ、ショウガ、醤油、、、これたち(頭わるそう)が混ざったいろんな香りです。 

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軽くスープにしたして麺とすくうと、見てください、これ。

 

口に入れた瞬間にとろけそうですよね。。。実際、とろけました。

 

豚肉、焦げの香ばしさ、ショウガ、醤油、、、これたちが混ざったいろんな香りは、鼻で嗅いだ時よりもずっと強烈になって、、、。チャーシュー界のトップが確定した瞬間でした。

 

何度も麺場系列には行ってますし、他のお店にも行っていますが、ほんとにここが一番、というくらいおいしかったです。ラーメン屋の看板おろして、チャーシュー屋になってもいいくらい(それは冒涜)です。

 

マジでうまい、と思いました。何枚でも食べれますよ(とは言っても3枚くらいがちょうどいいかな)。

 

ラーメンやチャーシューを食べていって、2/3くらいを食べるくらいで味変タイムがやってきました(自分所定)。

 

先ほどの辛味噌を投入です。

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いくら辛いの苦手とはいっても、びびりすぎだろ。とは思いながらも、控えめにしました。

 

混ぜるとこんな感じです。

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飲んでみると、ピリッとした刺激が加わったのと味噌のコクが深まったようでした。やっぱり辛味噌はこの量から始めるのが正解でした。

 

味変成功です。どちらもおいしい味で、両方楽しめました。

 

最後まで一気に行きました。

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スープも最後の一滴まで飲み干しちゃいました(実家帰り太りほぼ決定)。

 

おなかもいっぱいでになり、店もきれい、店員さんもしっかりしている、ということで大満足でした。

 

おなかがいっぱいになると眠くなります。帰りは気を付けて運転して帰らないとな。このお店の問題点はこれくらいでしたよ。

 

ちなみに、妻も東京のお店同様、大満足だったようです。妻がわたしに教えてくれたことは、以下の通りです。

 

①トイレがとてもきれいで使いやすい

②店全体に清潔感があってとてもいい(食べる前から、また来たい、と思っちゃう)

③やっぱりウェットティッシュが自由に取れるのはうれしい

 

おいしいラーメンはまだまだ首都圏に固まっていますが、少しずつ実家の地方にもおいしいラーメン屋さんができてきているのがうれしいです。

 

世界では、ラーメンが日本食としての地位を確立しています。これからもどんどん東京の人だけでなく、日本のどこでも、特色があっておいしいラーメンが食べれるようになればいいな、と思います。

 

 

ではまた!