【30代転職体験談(8)!】面接準備、面接に受かるための細かいコツ
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面接試験の雰囲気やどのようなことを聞かれるか、などについては先日の記事↓
で紹介した通りです。
この記事では面接準備、面接に受かるための細かいコツについてわたしが実際に実践したものについて紹介したいと思います。
ここで紹介するのは、希望就職先が決まってからのことですので、よろしくお願いします。
面接時期の調整
転職活動の理想のながれは、誰でも
転職先が決まる(内定)→退職を相談する→退職が決まる
というものですよね。
でも、人によって実際は違います。
わたしは、仕事をやめるのに相談も併せて6カ月の期間を取る必要がありました。にもかかわらず、転職先企業は、内定から入社まで待てても3カ月、という状況でした。その結果、
退職を相談→退職が決定→転職先が決定(内定)
という順番にならざるを得ませんでした。
退職の方が先に決まるっていうのは、なかなかスリリングでした(本当に無収入になる可能性があるのでできれば避けたほうがいいです)
退職の方が先に決まって転職先の内定がなかなかもらえないときなんかは、不安になって活動自体、焦りが出てうまくいかなかったり、どこでもお金がもらえればいい的な気持ちになって入社後に後悔する可能性が高くなります。。。
このことを理解してから、面接準備(練習)の時間、書類作成の時間、現職の仕事との関係などを考慮して、希望就職先企業の対応可能な範囲内でできるだけ早めに受けられるように調整しましょう。
これは、転職エージェントが仲介してくれる場合は、自分の条件や希望を伝えておけば全部やってくれますし、「第三者」を通しての調整になるので多少わがままを言っても悪い印象を与えにくいのでかなり気持ち的には楽です。
この時、
例えば12月だったら1日か10日か20日のいずれかで時間は、午後希望でお願いします。
のように、対応可能な日を何通りか伝えておくと何回も調整が往復することがなくなり、調整がうまくいきます。
なお、細かい時間は時期が迫らないとわからないことが多いので、当初は午前・午後などの大きめの幅で調整しておいたほうがいいでしょう。
面接時間と場所の確認
上のように面接日程を調整したら次は面接時間です。
企業側が時間を示してくる場合もありますし、午後、と言っておいたので、その幅の中で何時ごろがいいということを調整することになります。
ここは、転職エージェントを仲介して企業側とキャッチボールすることになります。現職の都合もあるので当初示した枠(この例の場合は午後)の中であれば、企業側が示してきた時間に沿えず、希望を言っても問題はありません。
現職に悪影響がないように調整しましょう。退職するまでは、今の仕事をしっかりやる、という意識を忘れずに!
面接場所については、企業側が指定してきます。きれいな面接用の部屋を準備されることも、テキトーな事務所の場合もあります。
必要書類、携行品の準備
面接の際には「履歴書」が必要です。
これは、転職エージェントを使っている場合は、作成から企業とのやり取りまですべてやってくれるので本当に助かります。
基本的にはあらかじめ封筒で送っておいて、面接を受ける際に自分でも持参する、というのが一般的なようです。
封筒の書き方、書類の入れ方など、一般的なルールやコツがあるようなので、個人戦の方はこちらを確認ください。↓
面接で履歴書を持参する場合の重要ポイント|封筒の書き方・渡し方・忘れた場合の対処法を徹底紹介 | キャリアパーク[就活]
わたしがこのことで準備(エージェントに提出)したのは、経歴の手書きメモと証明写真だけでした。
ここでは、証明写真についてわたしが気を付けたことを書いておきます。
気を付けたのは下の3点です。
①面接を受けるときと同じ格好でとる(眼鏡、ネクタイ、スーツ、ひげなど)
②笑顔(歯を出すほどではない)
③証明写真屋でとる(インスタントや無人のやつでなく)
企業側は、あらかじめ送られてきた書類(写真)を見て入社希望者のことをイメージしているのでそれと合うようにしておくためです。
また、笑顔もほどほどに。一緒に働きたい、と思ってもらえる程度でいいでしょう。
ちなみに例はこんな感じ↓
全体的に力を抜いて笑みを浮かべながら目に力を入れる。
って感じです。
あと、わたしはもっと髪短かったです。
わたしは、最初、もうちょっと目に力をいれましょう!!ってアドバイスされました。(目が死んでた?)
証明写真は、見る人が見ればお金をかけているかどうかわかります。一生に何度もあることではなく、そこまで高いものでもないのでしっかりしたものを準備しましょう。
また、ネクタイのゆがみや姿勢、表情などのアドバイスをもらえたえり、何度でも納得のいくまで撮り直しにも対応してくれます。
他に準備するものや携行品で必要なものがあるのかどうか、については忘れずにエージェントや企業に確認しておきましょう。
わたしは特にありませんでした。身分証はあった方がいいと思いますが、これは常識の範囲内の話です。
服装
リクルートスーツ、を基本に考えておけば問題ありません。
ただ、中途採用の面接は
「これまでの経験」を踏まえて「これが私です」
を見てもらうものなので、真っ黒なスーツと真っ白なワイシャツ、ところまでは準備の必要もないし、ちょっと幼く見えてしまうかもしれません。リクルートスーツの趣旨から大きく外れなければ、着慣れたスーツでいいと思います。
また、ワイシャツは、外に着るスーツの袖から1~2cm出ているとかっこよく見えます。
ワイシャツのサイズの見方はこちら↓
サイズの選び方(メンズ) | 紳士服・スーツ販売数No.1 - 洋服の青山【公式通販】
わたしは、薄い縦のストライプの入った黒いスーツ、薄い縦のストライプの入った白いワイシャツ、青いストライプのネクタイ、黒い革靴(先が鋭いものはやめたほうがいいですよ)を準備しました。
格好を見てくれる人(エージェント、紳士服店、奥様など)がいる方は、全体として違和感がないか見てもらうのがいいと思います。
服装についていろいろ書きましたが、そこまで神経質になる必要はありません。おかしすぎなければ大丈夫、くらいの認識でいいと思います。
一応わたしが着ていった服(勝負!)を下に貼っておくので参考しにしてくださいね!
↑青は、さわやかなイメージを与えたかったので選びました(その効果は不明)
面接練習のやり方
面接は、いくら思っていることを自分の言葉で、とは言っても
①ある程度言うことを決めて暗記すること
②ドアから入って問答してドアから出るまでを本番さながらに一連の流れでやること
をやれれば完璧だと思います。
わたしは、ここまでやりました。
やっぱり、家族が支えてくれていたことにこたえたい、無職になったら収入的にヤヴァいってのが理由でしたね。
①暗記、ですが人によっては、
そこまでする必要ないし、不自然になるからやらない方がいい
と言う人もいますし、きっとやらずに受かった人もたくさんいると思います。
でも、わたしはこれもやったほうがいいと思うんですね。
実際、最終的な面接では、暗記通り一言一句言う必要はありません。でも、暗記しておくと、(やればわかるんですが)暗記しにくいところとか、自分の作った解答の内容の食い違い、言いにくいところなんかに気づくんです。
そういう箇所は自分でも分析不足だったり、自分の言葉になっていなかったりするんですね。
だから、最初は想定問答の暗記から入って、それを暗記する作業を通して自己分析や解答の推敲ができるんです。
けっこう時間かかりますが、わたしは最終的に納得のいく解答ができるまで1週間くらいかかったと思います。
1週間も同じことを繰り返していれば、暗記できるし、推敲もできます。言い間違えたって、次にこれを言う、というのが分かっているので落ち着いて修正できます。
こういう作業を通して、自己分析が深まって解答のコアが分かってきます。
もう一度言うと、わたしの経験上、やったほうがいいと思います。ただ、けっこう時間と手間がかかります。。。
②一連の流れの練習ですが、いろんな準備のアウトプットがこれです。だから、忘れがちですが、実はこれがけっこう大事なんです。
一連の流れでやろうとすると、意外に言葉に出てこない、ということに一瞬不安になりますが、落ち着いてください。ただの準備不足なので、時間をかければ誰だってできるようになりますから。
練習に付き合ってくれる人がいれば、巻き込んで協力してもらいましょう。いなければ
一人で面接担当者の質問と、自分の解答をそれにこたえる形で口から出せるようにするんです。
最初は面倒だし、恥ずかしいかもしれませんが、そんなこと言ってられません。一生に一回ですから、しっかり練習して前へ進みましょう。
面接時の問答(コミュニケーションの取り方)
上に書いたようにしっかり練習していれば、心配ありませんが、最後の最後の面接で気を付けておきたいことがあります。1つだけです。
それは、
笑顔と姿勢(二つかよ!!)
です。
笑顔については、意外に忘れがちです。
いやでも多少は緊張します。
ではどうするか、というと、
まず自分の笑顔を知ることです。
わたしは、面接当日の1週間くらい前から毎朝晩、鏡の前で自分の笑顔を確認するようにしました。
意外にどこにどんな力を入れるとどんな顔になるのか、ということを知らない
ので、やった方がいいと思います。
面接当日は、部屋に入った瞬間から不自然にならない限り部屋から出るまで笑顔、です。
セルと戦う悟空が、常にスーパーサイヤ人でいられるようにしたのと同じです。(同じではないよね)
姿勢は猫背でなければいいと思います。
僕は、こんな経験を積んできたこういう人間です、というのが伝わればいいと思います。
わたしは猫背なのでけっこう注意してました。
面接を楽しむつもりでいけば自然と頭はクリアになりますし、笑顔にもなりますよ!
企業のことについて知る
これは、絶対必要なことですので、面接で聞かれようがどうしようが調べてください。
ネットを見れば、企業理念、沿革、採用条件(求める人材)、店舗数などが記載されています。
また、できれば実際の店舗に行って、店の雰囲気や店員さんの表情、提供されている商品の味などを確認すると、入社したい気持ちが大きくなりますし、「うちの商品のどこが好きなんですか?」みたいな質問にも対応できますからね。
やっぱり、実際的な情報をもっていると間違いなく強いです。
お礼のメールや手紙など
内定をもらったけど片方は断りました。
エージェントを通していない場合は、メールを返すのが礼儀だと思います。
実際、同じ業界の場合、多少なりともつながりはあるでしょうし、どこで会う機会があるかわかりませんしね。(手紙までは必要ないようです)
ただ、エージェントを仲介としている場合、メールすべきかどうか聞いた方がよさそうです。わたしの場合は、すべてエージェントを通してやり取りするルールになっているようで、とくにメールもしていません。
また、内定をいただいて、受ける方の企業とは内定承諾書等のやり取りを事務的にするだけで、特に別途メール等はしておりませんし、必要ありません。
内定承諾書の作り方や提出方法については、以下のページを参考にしました。
この文書のやりとりを終えたら、あとは入社前面談です。
これは、最終的にいつから入社なのか、保険や交通費の調整など働き始める上で必要な具体的な部分についての確認や調整のためのものです。
これについては、別の記事に譲ります。
まとめ
実際に、わたしが面接に向けて準備したことと、面接の際に気を付けたことについてまとめて紹介しました。
わたしは、ここまでやれば完璧だと自分で思ったのでここまでやりました。
どこまで準備するか、どのように面接に臨むかは、その人の考えや気持ちによると思います。わたしのやり方だって人によっては不十分と思うかもしれません。
受かっても、落ちても納得のいく戦いをしてほしいと思います。
そうすれば、結果はついてきますから。
ではまた!