住めば都。住む地域が大好きだということ
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今日も深夜のシフトが終わって、家に着いたのは朝6時半ごろ。
いつもと違うのは、今日は肌寒く、冷たい雨が降っていたので、その中を最寄駅から歩いて帰ったこと。
歩いたのはたったの15分程度だが、寒かったり、濡れたりするのがきらいな人にとっては、雨の中の歩きはなかなかこたえるものなんだろうな、と思いながら歩いた。
しかし、この雨や寒ささえも、ときに、心地いいと感じるときがある。
今日の朝が正にそうだった。
わたしは、この地域に住み始めて4年が経つが、本当にこの土地が大好きだからだ。
住めば都と言うが、これは真実だ。
転職を決めた理由の一つに、この地域に住み続けたいというものがあった。
前職は国家公務員だったが、転職しなければ、今年の3月に東京から静岡に引っ越すことがほぼ規定になっていたからだ。
近くに病院、スーパー、駅、飲食店、コンビニ、図書館など、生活に必要なすべてが整っていて、かつ、治安もわるくない。
公共交通機関ですぐに都心にも出られる。
子供の大好きな電車もよく通る。
自治体も、とても子育てしやすい環境を整えてくれている。
子供が幼稚園に通い始めてからは、この地域が大好きだという気持ちはさらに強くなった。その幼稚園は、いくつかの候補をよく吟味して選んだところだが、それがまたすばらしいところなのだ。
2番手の候補よりも若干遠いが、園や先生の自由な雰囲気。そして、何より、それを誇りに思う先生と幼稚園を愛する保護者や保護者同士の結束の強さ。
郊外とは言えど、東京とは思えない地域性がここにはあるような気がする。
こういうことを思うとき、冷たい雨や仕事帰りの面倒な歩きすらもいとおしく感じるのである。
歩いて帰るときは、車の通らない自転車道を歩くが、そこに雨に降られながら花を咲かせているアジサイ、壁や地面の割れ目から這い出ている雑草、いつから置いてあるかわからないサビのひどい自転車。。。
どれもこれも、この地域のもので、いとおしい。
こんな感情はおかしいのかな。
こういう時は、満員電車すらいとおしく感じるかもしれない。
雨だわぁ・・・濡れるの面倒だな。。。
と思う方も多いとは思うけど、どうせ雨の中通勤するなら、それにも味を感じて愛せればいいよね、と言いたい。
何言ってんだよ、と思われるかもしれないけれど、今のわたしはそういう気分なのだから仕方ない。
もし、少し心の余裕があれば、ぜひ今の環境や地域の味を感じて愛する努力をしてみていただきたい。もしかしたら、少し世界が変わって見えるかもしれませんよ。
ではまた!