【時事】イージスアショア7億円追加要求 防衛相、18年度予算で について
スポンサーリンク
イージスアショア。
自分にもアショア、はあまりなじみがなかったので、復習の意味も込めてまとめてみたいと思います。
先日のイージスアショア、北朝鮮の弾道ミサイル実験を受けて政府が発表したもので、ミサイル防衛システムの一部です。
日本のミサイル防衛は、例えば、北朝鮮から発射された弾道ミサイルを空中で撃破しようというもので、海上自衛隊と米軍が海上から狙っています。それに陸上からも撃てるものを追加して撃ち落とせる確率や数を増やそうというものですね。
発射されたミサイルは衛星だけでなく、地上レーダーで探知され、それを海上、地上のミサイル対処部隊に伝えられて撃ち落とそうとするのがミサイル防衛です。
わかりやすい図があったので貼っておきます。
気になるのは、どれだけの確率でどのくらいの数・種類のミサイルに対応できるのか、というものだと思います。
が、細かいものはわからない、というか専門的かつ秘密度が高すぎてこれがわかっていたら日本の機密情報ダイジョブか?って話になります。
ただ、明らかなのは日本を射程に収めた北朝鮮のミサイルは、すでに飽和状態にあります(すべて発射された場合、すべて撃ち落とすのは100%無理です→だから、撃たれる前に基地などを破壊する敵基地攻撃能力やシェルターの議論になるわけです)。
下の資料のような種類をもってます(ノドンだけでも300基以上です)。
ちなみに日本との距離はこのくらい
全て撃ち落とすのは絶対に無理なので、撃ち落とす目標を限定する必要があるわけです。
例えば、主要な都市などに撃たれたミサイルや在日米軍基地や陸上自衛隊の駐屯地など日本の安全保障に大きな影響を及ぼす可能性の高いものなどです。
焼け石に水状態だとは思いますが、ここにさらにミサイル防衛に力を入れよう、というのがイージスアショアです。
米国に金を落とすもの(大統領は北朝鮮情勢を利用して金儲け・・・)といった謀略的な見方をしている専門家も多いですよね。実際は、そんなことわかりませんが。
北朝鮮のミサイルが日本に向いていて、それが飽和状態にあることは、何も今に始まったわけではありません。
政治家だけでなく、わたしたちもこの危機に対して見えないふりをしてきたわけです。絶対大丈夫などと心の底から信じている人などいないはず。何となく不安だけど、見えないふりをしてきたんです。
情勢が危機的になっているのは、心配ですが、本当のことが語られる場面が多くなったり、安全保障について考えることは大切なことです。これがあっての生活ですから。
そろそろ自分の国のことを考える時期に来ているんではないでしょうか?
ではまた!
以下参考記事
陸上型イージス7億円追加要求 防衛相、18年度予算で :日本経済新聞