【時事】日馬富士による暴行事件~貴乃花・相撲協会騒動の一連の流れ まとめ
スポンサーリンク
相撲協会騒動にはもうおなかいっぱい!
と思っている方、多いんじゃないでしょうか?
わたしも、その一人です。
ただ、貴乃花、相撲協会、横綱審議委員会、など新たな登場者が出てきたり、関係が複雑に絡み合ったりで、わからないわ・・・という方も多いんじゃないでしょうか?
実は、わたしも、その一人です。
ということは、多分、みんな
相撲協会騒動、よくわからないから、もういい!
というふうになっているんじゃないでしょうか?
相撲は、現在こんなことになってますが、国技は国技。やっぱり、どうなってるのかくらいは知っておいてもいいんじゃないでしょうか。
わたしも、自分が知りたくて調べました。
せっかくなので、よくわからないからもういい、という方のために調べた成果を紹介して、「よくわからない」方のためになればなぁ、ということで記事を書いていきたいと思います。
ただし、人間関係や出来事がかなり複雑に関係しているので、時系列も内容もかなりざっくりとしたものとして表現します。
相撲ファンではなく、ごく一般の方に見ていただけると、全体的な出来事の流れや内容をざっくりわかっていただけると思います。
暴行事件~ 貴乃花・相撲協会騒動の一連の流れ
①日馬富士、巡業(場所と場所の間に相撲教室などのイベントをやったりするもの)中の飲み会の席(白鵬など同席)で貴ノ岩を暴行
②貴ノ岩、暴行を受けた後、報告せずに全巡業4日間に参加
③11月、九州場所開始
④貴乃花、場所で貴ノ岩の異変に気付き、相撲協会に報告することなく警察に通報
⑤相撲協会、市役所への表敬訪問の際、事件の事実を確認(貴乃花から報告を受けたわけではない)
⑥貴乃花と貴乃花の指示を受けた貴ノ岩、相撲協会からの聴取を拒否
⑦日馬富士、謝罪、引退
⑧12月20日、相撲協会、白鵬等(元日馬富士含む)に対する減給等の処分を決定
⑨相撲協会、貴乃花(相撲協会巡業部長)の処遇について28日に明らかにする予定
相撲協会と貴乃花がもめている理由
協会と貴乃花がもめにもめている理由がわかりにくい、と思いますが、上のように時系列に整理するとポイントが出てきます。
注目していただきたいのは、ラインを引いた部分です。
ここから、もめているポイントが3つ出てきます。
ポイント1:貴乃花は、協会の巡業部長であるにも関わらず、事件について協会に報告することなく、警察に通報しています。普通の組織なら考えられないと思います。貴乃花の言い分としては、「協会に報告するともみけされる可能性があった」ということだそうですが、どうなんでしょうか?確かに根深いものがあるとは思います。
ポイント2:日馬富士は、協会からの聴取が完了する12月20日より前に引退しています。引退は力士が勝手にできるものではなく、協会が了承する必要があります。貴乃花にしてみれば、事件の真相解明よりも日馬富士の身の振り方や事件の鎮静化を重視した、という印象を与え、もともと深かった不信感が強まった、といいます。
ポイント3:事件自体にも、協会の対応にも納得いかない貴乃花に対しても、協会は、巡業部長としての責任を問う姿勢です。巡業部長として、事件の事実を協会に報告しなかったり、じ後の聴取を拒否(検察とのやり取りが終わるまでは対応できない、としていた)したことに対してです。わたしも、ここの部分は、組織人としてはあり得ない対応だろう、と貴乃花に対して批判的に感じています。(協会の実情はよくわかりませんが、あまりにも非協力的過ぎて混乱を大きくしているように映ってしまいます)
まとめ
どうでしたか?
ざっくりとでも事件の流れと出来事の内容をわかっていただけたんじゃないか、と思います。
ホントに伝統のあるものって、その競技の中での価値観や人間関係が濃くて一般人には理解しにくいものになってますよね・・・
相撲協会のための相撲ではなくて、やはり、国技、という地位にある競技ですから、少しは国民の方を見てほしいな、と思います。わかりにくすぎますよね。国技なんですから、もっと敷居の低いわかりやすいものにする工夫をしてもらいたいなぁ、と思います。
なお、この記事を書くにあたり、相撲が大好きなわたしの妻に手伝ってもらいました(ありがとう)。
妻(その他の家族を含む)の参考資料(興味ないよ)↓
ではまた!