おいしいものを食べるという体験は、国籍関係なく人をうれしい気持ちにするということを再確認した。(転職後6日目)
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外国人のお客様がとても多いです。こんなに多いと思いませんでした。
本日の業務内容
【1月6日】
0830起床
0945~1045出勤
1100~1630ホール
1630~1700休憩
1700~1800ホール
1830~1945帰宅
0000就寝予定
感じたこと
今日で、新しい仕事が始まってから6日目であるが、海外からのお客様が来られなかったことがない。これほどまでに、都心で外国人客が多いことに驚いている。感覚的には、一日を通して2割くらいのお客様が外国人で、特に夜なんかは、半分近く、という感じだ。ラーメンが日本食としてかなり定着してきているのではないか、と同時に、国内で外国人に人気の出ない店や、海外展開をうまくしていけない企業は、淘汰されるんだろうな、と思った。
今後、日本人の人口が減っていくことを考えると、日本人だけを対象にしていても立ち行かなくなるのは確実である。国内でも、外国人客、また、国内だけでなく外国にパイを求めていかなければならない、ということだ。なかなか厳しい戦いになるだろうけど、こういう世界で生きたくて転職したので、楽しいばかりだ。
今のところ、店舗での外国人客とのやり取りは、ほとんど日本語で何とかなるのでコミュニケーションにはほとんど苦労しない。やり取り自体は、何を食べたいか、という注文を伺うのみであり、カタカナ英語が使えれば、単語のみの会話でも何とかなる。また、複数人で来られる外国人客はだれか一人は、日本語がある程度通じる場合が多いからだ。
たった3日間ではあるが、かなり多くの、しかも複数の国籍の外国人客と接してわかったことは、みな、ラーメンを食べることをとても楽しみにしており、また、とても楽しそうに食べている、ということである(ちなみに、中国人の好みは日本人に似ているのか、かなりの中国人客が来るし、中国人リピーターも多い)。
店内で楽しそうに過ごしている外国人客を見て、
腹が減るということ
同じお金を払うならおいしいものを食べたい、いいサービスを受けたいということ
きれいなところで食べたいということ
注文したら待たされることなくラーメンを食べたいということ
言葉が通じると安心するということ
が、国籍関係なく、だれにでも共通している、という当然のことを再確認することができた。
おいしいものを食べる、という体験は、ただ味がよければいい、ということではないとわたしは思っている。いくら味がよくても、店員の対応がわるかったり、店内が汚かったりしたら、店を出たときに笑顔でおいしかったとは言わないだろう。おいしい、という体験は、料理の味はもちろん、店の清掃、店員のサービス、店内の音楽などで作り上げていくものだ。これらによって、店内に入るときよりも、出るときの方がいい気分であっていただけて初めて、店の勝利、ということなのだと思っている。
おいしいものを食べる、という体験をお客様体験していただく、という飲食業のサービスは奥が深い。そして、国籍の壁を越えたものがある。
これが飲食業の魅力なんだろう。