めんおうブログ

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漫画ワンピース、心に残る名場面「偉大な男シャンクス」

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みなさんもご存知の通り、主人公のルフィが、海賊王となるべく、ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を求め、仲間とともに世界中の海を冒険するストーリー、漫画ワンピース。

最後まで読むのをあきらめて、読み直すのも今回3度目だけれど、毎回思うのは、本当にいい漫画だわぁ、ということ。

それはいつも思うことだったけれど、わたし自身転職を経験し、引っ越し、子供の幼稚園入園など、生活環境の大きな変化を経た今、特に感じるのは、漫画も含めて、本は立場や置かれた環境が変われば、その都度読み方が変わったり、新しい発見があるということだ。

 

わたしが、3度目になる読み直しをしていて思ったのは、この漫画は人生論とも言える価値があるということだ。

1回目、2回目はストーリをなぞるだけ(←これだけでもおもしろい)だったけれど、今回は、自分の人生や価値観に照らしながら読むようにしている(←無意識にそうなる)。

 

おとといも、昨日も今日も、心に残るシーンがあったので、紹介したいと思います。

以下、紹介するシーン前後のあらすじと感じたことをまとめます(なるべくワンピースを読んだことのない人にも伝わるように心がけます)。

【あらすじ】ルフィ、シャンクスという男の偉大さを知る。

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村の酒場で因縁をつけてくる山賊に腹を立てた少年ルフィは、その山賊と向う見ずにもけんかし、その末、海に落とされてしまう。

ルフィは悪魔の実(食べれば特殊能力と引き換えに、海賊としては致命的な、永遠に海を泳げない体になるアイテム)をすでに食べており、海におぼれ、巨大な海の生物に喰われかけているところをシャンクス(ルフィのあこがれの大海賊)に助けられる。

その際、シャンクスは片腕を失うが、ルフィが助かったことを喜び、「腕の一本くらい」と言う。

ルフィーは、海の過酷さ、自らの非力さ、そして何より、シャンクスという男の偉大さを知る。そして、シャンクスのような男にいつかなりたいと心から思うのであった

 

【教訓】あこがれや理想像をもつことの大切さと難しさ

漫画だけではなく、本を読むときは、自分の境遇に照らし合わせると、得るところが大きい。

 

わたしは、ワンピースのこの部分を読んで、自分の目指す理想像ってだれだろう?と思い返した。

そう、はっきりとした人がいないような気がしたのだ(というか、いない)。

いろいろな経験をすると、人生の過酷さ、自らの非力さを知ることは多い。しかし、この人、本当にすげぇ!こういう人になりたい!!絶対なってやるんだ!!という人はなかなか見つからない。

どうですか?みなさんは、そういう理想の人、いますか?

 

自らの非力さを知っただけでは、反省にはなるが、そればかりだと心が疲れて後ろ向きになっていくような気がする。

自らの非力さを知り、下を向くのではなく、元気を出して前を向く必要がある。前に進むためには。

 

大きく成長するためには、目標となる理想像があった方がいい。しかも、できるだけ具体的な。

ただ、現実世界では、理想となる人を見つけるのが難しいのも事実。であれば、別に漫画のキャラクターや芸能人などを理想像としても、全く問題ないとも思う。

 

例えば、コスプレイヤー

彼らのことをわるく言うわけではないが、彼らは好きなキャラクターに扮して楽しむ。おそらくその装いだけでなく、キャラクターの人格そのものになりきるのだろう。

すると、不思議とその人自身が、キャラクターのようになってくる。わたしの知り合いがそうだから。

 

無宗教と言われる日本人。

自己修養のために持っている教えは、「道徳」というふわっとした、しかも、人によって解釈の大きく異なるものでしかない。

であれば、自分を理想にもっていくための確固とした理想像をもっておく方が絶対いい。

わたしは、前職においては理想となる先輩がいたが、転職した今、職場、生活環境が大きく変わり、遠い存在になってしまったし、今の環境には必ずしもしっくりこない像になってしまった。

だから、冗談抜きでワンピースの世界の中でもいいので、心のよりどころ(理想像)になるキャラクター探しをしようかと思っている。もちろん、現実世界でも。

 

まとめ

みなさんは、持っていますか?

この人みたいになりたい!!って言う人。あなただけの理想像。

そのような理想像を持っている人は、そのまま持ち続けたらいいと思います。

わたしのようにふわっとしている人は、ぜひ探してみるといいと思います。探すこと自体も学ぶところが多いような気がしますから。

 

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