【読書感想】ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言
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早速買って読んでみた、とにかくおもしろい、という感想がTwitterで流れてきた。
ちょうど仕事が落ち着いて、読書にブログにワクワクしていたので、わたしも早速買ってみた。
以前、子供リスク分散ツイートの件で、田端さんにはあまりいい印象はなかったが、あれだって、文脈はよくわからないし、単なるツイート。
あれとこれとは別問題、ということで買ってみたわけです。
これです。↓
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/07/06
- メディア: 単行本
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紙媒体でもKindleでもOK!でした。
早速、ざっくりした要約と読んだ感想をまとめていきたいと思います。
- ざっくりした要約
- ブランド人とは
- まず名乗りを上げることでしかブランド人としての一歩を踏み出すことはできない
- あなたが乗る船になら飛び乗りたいと思ってもらえること、これがブランド人としての価値だ
- まとめ
ざっくりした要約
この本はどんな内容の本ですか?と聞かれれば、わたしならこう答えます。
熱すぎる上司からの叱咤激励です。と。
Twitterで流れてきた誰かの感想通り、2時間もあれば十分に読める内容で、とにかく熱い田端さんの仕事への姿勢がもりもり書かれており、すいすい読み進めることができた。
※一部「ん?それはちょっと前提が違うんじゃないかな?」と思うところもありましたが、完全に同意できる意見なんてそんなにあるものではないので、この際放っておくとします。
今、仕事に対してこんな風に思ってませんか?
会社での仕事に刺激がないなぁ
あの上司(会社)ってホント最悪だよな
休日だけが楽しみだわぁ
会社辞めたい
おれ、仕事何もできないから会社にいてもしょうがないかも
わたしも休日最高!なんて思うことがあります。
でも、仕事に対して上のような気持ちを抱いていてもあんまり楽しくありませんよね?
こういう人にこそお薦めしたいです、この本は。
読んでいるときはアドレナリンが出まくりで、サラリーマンのバイブルになること間違いないような気がします。
少なくともわたしにとっては、一回だけでなく、仕事に疲れて目標を見失いそうなときなど、何回も読み直す本です(内容が熱量満載なのに、速攻で読める)。
田端さんは、「仕事」という場面でのブランド人(あの仕事をやったあの人、という肩書を持っている人ということ)になることを説いていますが、他の分野にも応用できると思います。
地域のために尽くせば地域のブランド人
家族のために尽くせばかっこいいパパ・ママブランド人
趣味の世界で尽くせば趣味ブランド人
ということで、仕事、趣味、家庭になんとなくマンネリ化的なものを感じておられる方は是非一読をおすすめします!(わたしも勇気をもらいました)
ブランド人とは
田端さんの言うブランド人とは、上の要約にも書いた通り、「あの仕事をやったあの人、という肩書を持っている人」のことです。
上に、仕事、趣味、家庭、ということを書きましたが、そのいずれかでもそういう肩書って持ってますか?
少なくともわたしは胸を張って「おれは持ってるぜ!」とは言えません。本当に残念ながら。
この本の読書体験は、熱い上司(田端さん)からの叱咤激励を受けながら、そんな少し残念な自分を振り返りつつ、「では、自分には何ができるのか」「自分はどうなりたくて、何をしたいのか」ということを嫌でも考えさせられる体験になります。
正直、熱くまくしたて上げられているようで、悔しかったですよね。読んでいて。
だって、田端さんの仕事に対する意見が正論過ぎて。
自分もブランド人になりたい。なるためには何ができるか。
これを本気で考えさせられる一冊でした。
まず名乗りを上げることでしかブランド人としての一歩を踏み出すことはできない
まず、名乗りを上げよ!
ですね。
田端さんは、リクルート社でR25を20代でプロジェクトとして立ち上げた後、複数の有名企業で多くのプロジェクトを成功させています。
これはすべて「これ、おれにやらせてください」と言って、任され、成功させては次、成功させては次、とやっていった結果だというんです。
その結果、どこの企業に勤めている田端、ではなく、〇〇をやった田端、というブランドがつくようになったと。
これまで自分がどれだけ名乗りを上げてきたか・・・あまり記憶にないのが現実ですね。
さらに田端さんが言っているのは、「会社はノーリスクだから利用せよ」ということ。
どういうことかというと、会社は、社員に何でも挑戦する機会を与えてくれるところだから、それを利用せよ、ということです。
こんな当然のことに、言われて初めて気づきました。
会社辞めてフリーランスへ、副業へ、なんて声高に言われてますけど、会社でなにかを成し遂げることもなく逃げてどうするんだ!!
そんな声が田端さんから聞こえてきました。
プロジェクトは会社でいくらでも転がっているし、すでにあるものを任されないなら、自分から直近の上司を突き上げればいいんですよね。
始めは部署内の小さな改革だっていいと思います。(というか、一会社員にとってはそういうレベルからでしか始められない)
ちょっと勢いが小さくなってきて、マンネリ化が始まったあなた(わたし)、これやります!と名乗りを上げましょう!!(わたしは今日も仕事ですが、店に行って〇〇をしてやる、という気持ちになりました)
あなたが乗る船になら飛び乗りたいと思ってもらえること、これがブランド人としての価値だ
上に書いたように、名乗りを上げた記憶がほとんどないのと同じように、あなたが乗る船になら飛び乗りたいと思ってくれている同僚や部下すらいなさそう(いないとは悲しすぎて言えない)なのがわたしの現実であることに気づきました。
田端さんは、社内外問わず(むしろ社外から)ついてくる人が多くないとダメ、と言いますが、それがムリなら(←わたし)、まずは部署内からやってやればいいんです。
それすらやろうとせず(挑戦せず)、挑戦する環境を与えてくれている(会社員としての地位も部署も給料も保障してくれている)会社を悪く言ってはいけないんですね。
部署内だけでも、見ればいくらでもやることはあります。
これを見て見ぬふりをして、会社や上司の文句を言ったり、自らの不遇を嘆いたりしていませんか?
いまいろいろと仕事の大変な時期にひと段落がついたわたしは、ちょうどこの時期にこの本を読むことができてホントによかったな、と思いました。
これまでもやる気がなかったわけではないけれど、またやる気がもりもり出てきました。
やってやる!
今、そういう気持ちでいっぱいです。
まとめ
この手の自己啓発本は、「やってやる、おれならできる」という気持ちにさせるカンフル剤でしかない、という意見もあろうと思います。
確かに一理あります。
だって、ただの本なんですから。行動するのはわたしたちなんですから。
これまで書いてきたように、この本は「やってやる」と思うにはうってつけでした。あとは、実際に行動に移すのみ。
勢いがなくなったらまた読んでムチ打つ、勢いが衰えたら読んでムチ打つ。
こういう使い方もできる本だとも思いました。
わたしはもう少しで出勤しますが、その時から仕事への姿勢を変えようと決意しました。
繰り返しになりますが、いろんなことにマンネリ化しつつある方、この考え方は応用が利きます。
田端さんのことがあんまり好きじゃない、という方も多いかもしれませんが、考え方だけでも十分に学ぶところがあります。
すぐ読めます!是非どうぞ!↓
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/07/06
- メディア: 単行本
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