Twitterシティに行ってきた
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「Twitterを、フォロワー増やすことなんか考えずに、好き勝手にやることにしました」ということは、
この記事に書いた通りだけれど、最近またTwitterをし始めた。きっかけは「ブランド人になれ」という書籍を読んだこと。
まぁ、それは置いておいて、とにかくTwitterをまたやり始めたわけである。それが2週間前。そう、今日でだいたいTwitterを2週間続けていることになる。
そこで思ったことは、
ということ。
Twitterシティというのは、実在するテーマパークなどのことではなくて、はてな村、はてなニュータウンに対する概念的なものだ。
※はてな村については、はてな村の精神科医ことシロクマ (id:p_shirokuma)先生が詳しい。彼のはてな村論は、はてなに限らず、一般的な村の概念等まで掘り下げておられる。それに対し、わたしのTwitterシティ論が、極めて経験的かつ感覚的であり、学術的に貧弱であることをあらかじめお詫びしておきたい。(シロクマ先生のTwitterに関する見解も伺いたいところではある)
はてな村や、はてなニュータウンについて知らないという方には、ぜひ下の記事を読んでいただきたい。↓
はてなブログを続けていれば、いつかは「はてな村」という言葉を目にすることになるだろうし、興味がなくても知っていた方が、はてなブログを楽しめると思う。
上の記事を要約すると、
①はてな村:はてなダイアリー時代から、率直に批判し合う文化を形成していた人たちやその文化自体
②はてなニュータウン:2013年(はてなブログサービス開始)以降、はてなブログに入った若い世代の新規ユーザーや彼らの形成する文化
③はてな村、はてなニュータウンを区分する意義は、はてなの歴史を語る上での共通認識、便宜的な呼び方とてしての価値としての意味しかない
ということになる。
みなさんの中には、Twitterをしている方やこれから始めてみようと思われている方もおられるでしょう。また、あまり興味のない方もおられるでしょう。
この記事では、2週間ではあるが、Twitterを本腰入れてやってみて、感じたことをまとめておきたい。
どんなことであれ、少しでも、みなさんの参考になればと思う。
わたしがTwitterシティでやってきたこと
Twitterシティと呼ぶ理由は、次の項目に譲ることにして、ここではそこで何をしてきたのかをまとめたい。
Twitterの流儀に沿って、箇条書きにする。
①フォロー:1,060人
②フォロワー:1,400人(上下するのでだいたいこのくらい、ということ)
③ツイート数:返信等も含み、1日あたり10~20ツイート以上(感覚)
④Twitterがきっかけで作成予定の記事:「雑記ブログ228」、「わたしの執筆環境」
この2週間は、その隙間時間のほぼすべてをTwitterに投入してきた。
恥ずかしいけれど、数字の魔力というか、増えるフォロワー数に踊り、いただける反応に一喜一憂していた2週間だった。
寝ても覚めても、Twitterだったのである。
ただ、一言で言うと、この2週間は、Twitterがかなり楽しかったけど、Twitterでかなり疲れた。
以下の項目で、Twitterシティと呼ぶ理由などについて、少し詳しく説明していきたい。この「楽しかったけど、かなり疲れた」という意味が、お分かりいただけると思う。
TwitterをTwitterシティと呼ぶ理由
わたしがTwitterシティと呼ぶ理由は、たった1つだ。
それは、多くの人が、フォロワーを増やすためのに手段を尽くし、キャラクター作りをして、それが休むことのない大都会のように見えてしまったことだ。
以下は、わたしが最近したツイートだ。
Twitterでは、実はみんながフォロワーを増やしたいと思い、また、キャラクター作りをしている。
— めんおう@めんおうブログ (@mennousan) 2018年7月27日
わたしも、心のどこかでそう思ってる。
だからみんなで流行りに乗ったり、乗られたり。
でもこれ、「発信」ではなく、「マネ」なんだ。
自分にしかない価値を伝える「発信」ができるよう精進したい。
※ただ、これは、わたしのいた環境がそうだっただけなのかもしれないし、わたしが勝手に思い込んでいるだけなのかもしれない。この記事を読んで、不愉快に思われた方がいたなら、申し訳ない。
Twitterの情報が飛び交うホーム画面のことをタイムラインというが、ここには自分がフォロー(読者登録のようなもの)した人のツイートが時系列で流れてくる。
自分のタメになる情報を得たいと思っても、得られないことの方が多かった。
「フォロワー〇〇人達成企画!」や、「ブログ仲間がほしいです」というツイートがぐるぐる回って来て、そのうち、目が回るようになってきた。
そのようなツイートを見るたびに、
なんでそんなにフォロワー数が欲しいんだろう?
っていうか、自分も、何のためにTwitterしてるんだっけ?
と混乱してきたのである。
常に、フォロワー獲得競争をしているように感じた。そしてそれが、ワイワイがやがやとした、お祭りのような気もしてきた。
これは、田舎者が夏休みを利用して東京都心のど真ん中で、2週間遊びまわるようなもので、心も体もくたくたになるのである。
地方出身、東京都心勤めのわたしにはよくわかる。
こういうわけで、Twitterシティなのである。
もちろん、そういった競争やお祭りが悪いわけではない。ただ、ずっといる場所としては、わたしに合わなかったというだけのことである。
Twitterシティは、住むところではなく遊ぶところ。わたしが住むのは、はてなニュータウン
Twitterは楽しい。でも、やっぱりどうしても疲れるのである。
・多くの人がブログのPV、収益を上げる話をしている。
・フォロワー獲得競争をしている。
・頻繁にする発信、飛び交う情報。
※いかに「せっせ」とツイートしなければならないかがわかる記事は、こちら。↓
Twitterで質の高いフォロワーを増やす方法 - 踊るバイエイターの敗者復活戦
収益やPVにそこまで思い入れがなく、頭の固いわたしには、Twitterはあくまでお出かけをする街、すなわち「Twitterシティ」だったのである。
たまに行って買い物をしたり、イベントに行ったり。
それは、気分転換になり、普段目にしないものや情報を仕入れることもできて、とても楽しい。
でも、毎日入り浸ってはどうしても疲れてしまう。
だから、Twitterシティは、住むところではなく遊ぶところなのである。
では、どこがわたしの居場所なのか。
それは、はてなブログ、すなわち、はてなニュータウンなのだと確信した(いさせてね!)。
・好きな時に発信すればいい。(発信しなきゃ、という焦る気持ちにならない)
・だれも収益やPVの話をしていない。(家ではせずに、街に出てするのだろう)
・読者獲得競争に気をつかわなくて済む。(記事で毎日そんなこと書いてる人がいたとしたら、それこそ何というか、鬼)
・発信は多くても1日1回。情報が飛び交うタイムラインのようなものはない。
なんというまったり感。
平和な心(MTGをふと思い出した笑)。
Twitterシティから戻ってきてみると、誇張抜きに、心が落ち着いた。
心を落ち着けて、書きたいことを自分のペースで書けるところ。
そして、読んでくれる人が必ず待っていてくれるところ(感謝!)。
ここがわたしの居場所なんだなぁ、と心底思う。
ただ、Twitterシティでめぐり合たもの、買って来たものの中には、大切にしているものもある。
それは、
・フォロワーのみなさん
・140字での要約力
である。
まず、フォロワーのみなさんの存在は、やっぱりありがたい。
いろいろな情報(流行を知るのも大切だと思います)をいただける。
このブログを読みに来ていただいている方もいらっしゃる。
読まれるからこそ、勉強し、発信し続けることができるのである。そして、それを通して学べるのである。
本当にありがとうございます。
そして、140字に要約する力である。
要約といっても、ただまとめるだけではない。
そこに、知識や気持ち、そして、心を詰め込まなければ伝わらない。これを学ぶことができた。
インフルエンサーと言われる人がいる。
確かに、彼らの中には、若かったり、物事の見方に偏りがあったりで、炎上したり、アンチからたたかれたりしているけれど、生き方に魅力があることはだれも否定できないだろう。
このようなインフルエンサーたちのツイートは、大抵、その心を感じさせてくれる。物事に迷い、二の足を踏んでいるわたしの背中を力強く押してくれるのである。
やはり、たった140字で人に勇気を与えられることはすばらしいのである。
上にも貼り付けたわたしのツイートの中の
自分にしかない価値を伝える「発信」ができるよう精進したい。
これは、ツイートだけでなく、ブログでも同様である。
何よりも、これを確かな感覚として得られたのは、一番の成果である。
まとめ
Twitterをすでにしている方、これから始める方、そして、興味のない方。
いろいろおられると思うが、Twitterシティは、住む場所ではありません。あくまで遊ぶ場所です。
どういう目的でブログをしているのか、そして、Twitterをしているのかにもよりますが、少なくともわたしにとっては、住む場所ではありませんでした。
シンプルイズベスト、だとしたら、こうです。
①読書や実生活での体験を最も大切に。
③1日3回くらいは、Twitterシティに出て、魂込めたツイート。その時に情報収集
当たり前ですが、わたしにはわたしのやり方があるようです。
みなさんは、どんな使い方をされてますか?