めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

夢は華やかだけど、現実はあまりにも現実的だということ

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1月に転職し、お世話になった都心の店舗を8月初旬に異動した。

異動することになったに投稿したように異動した店舗は、8月オープンの新店だ。

 

新店の仕事はとても忙しい。これも、圧倒的な情熱と熱量を見て、むしろ不安が大きくなったに書いたとおり、半月近く16時間労働が続いていた。(店長はほとんど家に帰っていません)

バイトさんが少なく、経験もなく、教えなければいけないことが多いというのが一番大きい。これは当たり前のことだけど。

 

これでもかっていうくらい仕事が忙しい状況に置かれると、仕事の本質が見えるものなのだろうか。

新店に異動してからたった2週間で、転職してからなんとなくぼんやりとしていたことについて、真剣に考えるようになった。

 

それは、自分は、このままでいいのだろうか?ということ。

 

この悩みについては、何をしたいの?どうなりたいの?自分。に包み隠さず書いたけど、記事を書いた後、時間をとって、ノート片手に考えた。

 

自分って、何を求めているのかなぁ、どうなりたいのかなぁ、と。

すると、自分ですら、それがあまりにもぼんやりしているということに気づいた。

 

何を理想としているのか。

自分がどんな大人になりたいのか。

何を一番大切にしたいのか。

どんな暮らしをしたいのか。

妻や子供たち、家族からどう思われたいのか。

 

これらを、できるだけ具体的にイメージアップしていくのはなかなか大変だったけれど、精神衛生上、とても効果のあることだった。

モヤモヤしていたものを、少しでもはっきりさせることができ、毎日の仕事、生活にハリが出た。

 

一番大きかったのは、夢は華やかだけど、現実はあまりにも現実的だということがわかったことだ。

わたしの夢は、ラーメンを世界に広めていくこと。そして、家族が、めんおう家に生まれてよかったと思えるようになること、子供たちが自分の意志で人生を決め、行動できる大人になるようにすることだ。

 

夢はいつも華やかで、常にワクワクする響きがある。

しかし、その一方で、現実はそこまで華やかではない。

 

毎日の仕事では、眠い目をこすりながら出勤し、年下の先輩に細かく指摘され、安い給料で夜遅くまで働き・・・

仕事以外でも、これでいいのかな?妻や子供は、自分と一緒にいて、今の暮らしを満足してくれているのかな?という悩みが首をもたげる。

 

わたしは、自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを考えていくとき、理想をどんどん細かく具体的にしていった。

 

例えば、「仕事」であれば、

ラーメンを世界に広める

ラーメンを世界の人、日本中の人が知っていること

自分が日本中、海外で仕事をする

店長になる

・おいしいラーメンを、早く出せるようになる

・店の管理事項も含めて全部できるようになる

・会社の規則やシステムを使いこなせるようになる

長時間労働にも耐え、部下や同僚に教えながら、一定のクオリティの仕事を維持する

 

すると、夢は華やかだけど、現実はあまりにも現実的だということに気づいたのだ。

これは、家族や自分自身のこと、趣味などでも同じこと。

 

先日、Twitterで採った、生活に対する不満についてのアンケートがこちら。↓

 

仕事や生活に、不満が少しでもあるという人は97%もいるということが分かった。

だれもが理想とすることと、納得いかないこととの間にバランスを取りつつ生活しているのである。

 

もし、少し前のわたしのように、不満や納得いかないことで頭がいっぱいになってしまった人がいたら、自分の理想は何なのかをもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

きっと、夢は華やかだけど、現実はあまりにも現実的だということが体感できるはずです。

そして、不思議なことに、それを理解できれば、日ごろの生活に少し愛着が湧いてきます。

愛着が湧いてしまえばもうこっちのもんです。そこからゆとりや、余裕が生まれ、さらには人も自分も愛することができるようになるんです。

 

もしかしたら、日常に不満のある人は、自分が何を求め、どうなりたいのかを具体的に理解していないだけなのかもしれない。

 

夢は華やかだけど、現実はあまりにも現実的だということ。これは、肝に銘じておきたい。