めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

夫婦げんかの末、軟禁状態になった。

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今わたしは、自宅の自分の部屋で軟禁状態を強いられており、そこでこの記事を書いている。

軟禁状態と言えば、ミャンマーアウンサンスーチー氏や某国で捕まった活動家など、または、犯罪のにおいのするニュースなど、自分とは遠い存在だった。

それがまさか、我が身に降りかかるとは。

 

さて、ことの発端は、記事テーマにもある通り、夫婦げんかだ。

夫婦げんかなんて、激しくなると、そもそもの原因がわからなくなるということが多いと言われるけれど、今がまさにそう。

少し記憶をたどってみると、さっき妻から言われた言葉とけんかの原因が、結構離れた距離にあるような気がする。

 

ちょっと面倒な話だけれど、けんかが始まるに至る経緯を簡単に説明したい。

 

子供の足音がうるさいと、どこかの部屋の住人から管理会社に通報される

努力するも、子供はドタバタするもの。「静かに!」との苦情の紙を投函される(だれが投函したかは不明)

妻、慌てる、わたし、「飛んだり跳ねたりを減らすようにしよう、でも、そんなに気にしなくてよくね?」

妻、管理会社に連絡→まったく解決せず(わたし、「そんなに気にしなくてよくね?」

妻、自治会長に相談、自治会入会をわたしに打診→わたし、自治会入会を拒否(わたし、「そんなに気にしなくてよくね?」)

妻、自治会長のアドバイスを信じて、下の階の住人に「挨拶がてら」日頃の騒音を詫びに行く(上にも書いたけれど、下の階の人の苦情かどうかは不明)

妻、「謝って来たよ、お菓子も渡してきたね!」

わたし、「え!?なんでお菓子なんて渡したの?そういう話じゃなかったじゃん。下の階の人が苦情出したのかどうかもわからないし、入居の時に挨拶の品を添えてあいさつしに行ってるし。。。」

妻、「は!?あなた、私のこと否定して、文句ばっかりで全然動こうとしないじゃんかよ!!dkふぁjsdjfkぁjldfj!!」

わたし、「ってか、そもそも動く必要なくね?って・・・」

・・・

 

この後、わたしは言い返すのが一番よくないと思い、聞くに徹した。

黙っているって決めてしまえば簡単だと思ったけど、なかなか心が苦しかった。胸が引き締められて息をするのも苦しい言葉もあった。

わたしが黙って聞き流そうとしたけど、「流せなかった」言葉たち。↓

謝るにも、ここまで言われると、謝れなくなる。

聞き流そうと思ったけど、流せず、聞けば聞くほど心の穴が大きく広がっていくような気がした。

 

心に空いた穴をふさぎたくて、言い返したい言葉はたくさんあったけど、飲み込んでツイートして心を落ち着けた。↓

(妻へ 言い返したいことをツイートするような小さい人間でごめん)

 

 

けんかあったのが昨日仕事に出る前。

そして、朝4時に帰ってきて、昼前に起きたら妻の機嫌がまだなおってなかった。

突然「謝ってよ!昨日のこと」と言われたけど、上に書いたようなことで謝れず・・・

「どっか行ってよ」と言われたので、自分の部屋にいる始末。

先ほどわたしの布団が今いる部屋に運び込まれてきたので「軟禁状態」ということです。

 

ホリエモンも、こんな感じだったのかなぁ

 

億万長者の気分を味わいつつも、これまで自分が妻や子供たちにどう接してきたのかを振り返る、いいきっかけにはなっている。

けんかのきっかけは「下の階の人へのお菓子」だったけれど、

  • 苦情の紙から妻が受けた恐怖感(子供たちがいたずらされたり、怖い目に合ったりの可能性)までわたしの想像が及ばなかったこと
  • 日ごろ、感謝を妻に伝えていたか?
  • 妻がしてくれている「家事・育児全般」を当然のことと思っていなかったか?
  • 「家事・育児全般」にもう少し協力できるところがあったのではないか?
  • わたしの言葉がストレートすぎた?日頃から結構ストレートすぎ?

などなど。

 

夫婦げんかは、バケツの容積を超えて水があふれるように、不満が我慢できないところまでくると起こるもの。

であれば、妻の不満をあふれさせたの一因はわたしにあるはずだ。

わたしは、仕事でストレスを発散できる部分もあるし、毎日に変化も多い。また、自分の存在意義(夫や父以外)を感じる瞬間も多い。

妻は、きっとわたし以上に、「変わらない(変化を感じにくい)」、「感謝されていることを感じにくい」毎日にストレスを感じているのだろう。

妻に感謝を伝え、存在意義を言葉にして感じさせられるのは、夫であるわたしだけだったのだ。

 

よし、決めた!

妻が帰ってきたら、勇気をもって部屋を飛び出そう。

そして、忙しさを言い訳にして、日ごろもっとできることがあったのに、それをしてこなかったことを謝ろう!

 

感謝し合い、それを伝え合える夫婦。

これが理想の夫婦なのかもしれない。