わかりやすい文章を書くためにやっていること
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最近、めんおうさんの文章は読みやすいと言われることが多くなってきた。
一人のブロガーとしては、これほどうれしいことはないが、しっくりくる自分らしい書き方を見つけるまでには時間がかかった。
ブログを始めた当初から、文体は変わっているし、他の方の記事を読んでは「この人の文体いいなぁ」と思い、書いては「なんか違うなぁ」と試行錯誤したものである。
この記事では、わたしがわかりやすい文章を書くためにやっていることについて、振り返りの意味も込めて紹介したい。
それでは以下、紹介していきます。
とにかく短くする
超単純なことだけれど、長いと読まれない。
ブログをやっていてこれほどつらいことってありませんよね。
長い文章を書くとこういうことになります。↓
「時間がないので長い手紙を書きました」という言葉があるように(これは短い文章を書く方が難しいという意味)、同じことを伝えるには、文章を短くする方が難しい。
内容にもよるけれど、やっぱり目安は、よく言われる2,000字以内。
2,000字以上だと書いていて、ちょっと長いなと思うし、読んでいても次第に斜め読みになっていく感じがある。
だから、集中して書けて読める2,000字前後というのは、妥当な基準だと思う。
また、文章全体を短くするのももちろんだけど、一文を短くするのも忘れてはいけない。
例えば、
「私がブログを始めたのは1年前だった、そのころはまだブログブームは来ておらず、収益を得るのが比較的簡単だったが、今では新規参入者が多くてなかなか難しくなってきているという話を聞いた」
というより
「私がブログを始めたのは、1年前だった。当時、ブログブームは来ておらず、収益獲得は比較的簡単だった。しかし・・・」
の方が分かりやすいと思う。
一文は思い切って短くしよう。
流れを意識する
流れは、項目分けと接続詞で作る。
流れが悪いと、離脱したくなるし、言いたいことが伝わらなくなる。
いざ書くときは、
- 言いたいことを表現するのに必要な要素をすべて出す
- 1を同様の要素にまとめる
- 2を理解しやすいように並び替える
- 3の項目の細部(記事)を書いていく
という感じ。
あとは記事の中身だけれど、下のような接続詞を使いながら流れを作っていく。
- ところで、さて
- だから、というわけで
- しかし、でも
- また
- まず、次に、最後に
- そして
たった1つ、接続詞が入るだけで文章全体の印象が変わる。
今までしてきた読書、記事執筆などを、これを意識してやるだけでかなり効果が出るので、勉強しましょ!
漢字とひらがなのバランスを3:7にする
漢字が多くなりすぎると、目と心に優しくない。
漢字が多すぎると、読む気がしなくなるのである。
わたしが読む場合、漢字ばかりだと、すぐに斜め読みが始まる。
すると、言いたいことが伝わりきらなくなる。
逆に、ひらがなが多すぎると幼稚に見えるし、これも度を過ぎると読みにくくなる。
さらっと書けて、さらっと読める文章の基準は、漢字とひらがなの割合が3:7だというのは、よく言われる通りである。
リズムを意識する
ここまで来れば、あとはリズムだけである。
わたしが意識しているのは、「リズムは語尾で作る」ということ。
そのポイントは、同じ語尾を続けないということだ。
具体的なコツは、書くときに頭の中で音を出しながら書くことと、見直すときにも頭の中で音を出して、リズムよく読み進められるかを確かめること。
わたしの場合、口に出すことはめったにない。
ただ、しっかり確認したい部分だけを音読することもあるし、一度すべて音読するのをお薦めするライティング本などもある。
頭の中にせよ口に出すにせよ、音に換えてみるというのは、リズムのある文章を作るのにはかなり効果的なので、お薦めしたい。
必ず見直す
投稿する前に必ず見直す。
注意しているのは、
- 記事全体が2,000字前後になるようにしていること
- 言いたいことを表現するのに、いらない要素やわかりやすい流れにするの支障のある部分はないか
ということだ。
記事を書いているときは、思考が発散して、また、キーボードカタカタの心地よさに、意外にも余分なことを書いているもの。
書き終わった後、少し寝かせて読み返してみると、いらない要素や文章の流れが悪くなっている部分に気づくので、これを切っていく。
このような作業を通して、2,000字前後になるように修正していく。(もちろん短ければ短いほどいい)
まとめ
わたしは、どうせ書くならわかりやすい文章を書きたいと思っているし、どうすれば読みやすく、わかりやすいかを考えながら書き、読んだときに学んだのがこの記事に書いたことだった。
せっかく書いたのに、読まれない、読んでもらっても伝わらないって悲しいし、悔しいじゃないですか。
経験をだれかに伝えたいという気持ちはだれもが持っているだろうし、その内容はそれぞれ貴重なはず。
それを書き方がうまくいかないばかりに、書いただけになってしまうのはもったいないと思うんですよね。
ちょっと意識し続けるだけで、文章は大きく変わります。
あなたがしっくり来て、すらすら書ける書き方を見つけられることを祈っております。