「スライムばかりを倒しがちなフリーランス」がレベルアップする唯一の方法
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「フリーランスはスライムばかりを倒しがち」というツイートが流れてきた。
どういうことかと言うと、「フリーランスはできる仕事しかやらず(させてもらえず)、レベルアップできない」ということです。
わたしは副業ライターを始めて半年でフリーランスのライター(専業ライター)として独立しますが、この感覚は本当によくわかります。
そりゃそうですよね、フリーランスに仕事を外注する企業もお金がかかっているわけで、任せた仕事はやってもらえなければお金も時間も労力もムダになりますからね。
だからこそ、仕事は「絶対にその仕事ができる人」に集まるのです。
これ、かなり深いテーマではないでしょうか。
「フリーランスはスライムばかりを倒しがち」ということを考えるに当たって、会社員とフリーランスの違いを見ていきましょう。
どの会社でも人を社内で育てます。
だから、一通りの仕事ができるようになったら、その人の実力を少し超えるような仕事を任せていきますよね。
もちろん上司は、その先輩に教育役を任せたり、自ら指導したりしながら育てていくわけです。
担当者にその実力を超えた仕事を任せるというのは、仕事自体を完成させるということ以外に、「社員を成長させる」という意味もあるのです。
社員をクビにできず、基本的には社員を長く抱えていく会社にとっては、社員が成長しなければ会社の成長はありませんから。
でも逆に、これが会社の余裕であり、よさでもあるのです。
一方フリーランスは、多くの場合、会社にとっては「社外の使い捨ての即戦力」という意味合いが強いのは間違いありません。
(もちろんクライアントさんによっては、長く付き合うこともあり、手間をかけて育ててくれることもありますよ!)
だからこそ、会社は単発の仕事を「絶対にそれをこなせる人(フリーランス)」に外注するのです。
これが「スライムばかりを倒しがち」の真相なんですよね。
わたしは主に、転職や英語(TOEIC)に関する記事を受注していますが、受注の際は「できるできない」を明確にお伝えします。
経験がないことに関しては、「経験がないですが、リサーチして執筆します」とお伝えすると「それでもやってください」となるか「経験のある人にお願いします」となるかなのです。
このような中、フリーランスがレベルアップしていくにはどうしたらいいのでしょうか?「やれることをやる」だけでは明らかにジリ貧ですから、多くの人が気になるところでしょう。
その方法はたった一つで、「独学で伸びていく」しかありません。
(「サロンに入って成長できる環境を手に入れる」というのも、もちろんある種の独学ですよ!)
自分の得意を伸ばす、弱点を克服するなどアプローチの仕方はいろいろありますが、フリーランスは会社員と違って、誰かが教えてくれることもないし、失敗したときに面倒を見てくれることもありません。
実力をつけては大きな仕事を受注し、それを実績としてさらに大きな仕事を受注しつつ勉強し、成長していくしかありません。
例えばわたしであれば、FPと宅建の資格試験、金融と不動産記事の購読(将来書きたいジャンル)、案件の継続的な受注など、仕事が「スライムを倒すような作業」にならないように常に気を付けています。
スライムを倒していると、仕事の数としての実績は増えますし、調整先が多くなり「仕事してる感」は感じられるかもしれませんが、次につながりません。
フリーランスは自分の頭で考えて、行動し、ゴーレムなどのちょっとレベルの高い仕事やメタルスライムなどの貴重な仕事、ゾーマやデスピサロのような大型の仕事を獲得し、壁を越えていくべきなのです。
これがレベルアップする唯一の方法だし、レベルアップしていくことこそが生き抜く唯一の選択肢だと思うのです。
みなさん本当は何となく気づいているはずです。
あとは、行動に移すだけではないでしょうか。
※寄稿しました。
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