【時事】米国、前提条件なしで北朝鮮と直接対話の用意=国務長官 について
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昨日の時事に関する記事で、ティラーソン国務長官の発言予定についての分析をしてみましたが、投稿したそばから、予定通りの発言をしました。
前提条件なしの期待朝鮮との直接対話との用意とは・・・
これまでの騒ぎは何だったんだ、という話ですよね。
でも、米国の必死さがここに見えるような気がするんですね。
それは、こういうことです。
①北朝鮮が米国に届く核兵器を保有するまで本当に時間がない(一部の報道によれば一年以内とも)→まだ持っていない
②北朝鮮が①の兵器を保有することは、何があっても絶対許せない
③北朝鮮が①の兵器を持つことを防げるなら、努めて外交で解決したい(戦争を極力避けたい)
以上のことから、北朝鮮が米国にとどく核兵器を持つ前に無条件の対話で解決する方針に転じたということだと思います。
米国は、これまで「北朝鮮の核開発破棄」を条件としていましたが、この部分で北朝鮮が譲る気配がないので、開発される前に対話したい、ということだと思われます。
一方、北朝鮮は、米国に届く核兵器を開発した!と宣言しており、キム政権の軍事政策での目的を達成した形をとることがとりあえずはできています。
今後は、米国、北朝鮮ともグレーな感じでそれぞれの国益(目的)に沿うように対話が進むのではないでしょうか。
あとは、日本国内で国民によって自分の国のことを考える、ということが国民として大切なことだ、ということに気づくだけだと思います。
以下、参考です。
以下、わたしが以前に、北朝鮮情勢に関して書いた記事です。