お金に糸目をつけないものリスト
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先日、わたしが実践している節約生活の一部を投稿した記事で紹介した。
日常生活にかかってくる食費、娯楽費、医療費などの生活費を節約するのはもちろんだが、それ以上に住居費、通信費、自動車の費用、保険料、教育費などが意外にも固定的に大きな費用がかかること、そして節約しやすいことがおわかりいただけたと思う。
節約は、限りある収入を効率的に使う上でとても大切なことだが、節約に一生懸命になるあまり、それ自体が目的になったり、日々ストレスを感じながら生活したりすることにもなりかねない。
わたしは、節約するのは大好きだが、一方で、日々ストレスを感じながら生活するのがとても嫌なので、「これにはお金を使ってもいい」というものを決めている。
これによってストレスを感じることなく楽しみながら節約を続けることができている。
この記事では、わたしが「これにはお金を使ってもいい」としているもののリストを紹介したい。
旅行に使う費用
めんおう家の場合、旅行は、家族共通の趣味である。家族で日常から離れ、同じ空間で、同じ時間を過ごして楽しい思い出を作ることができる。
旅行は、仕事、子育て、趣味、節約に忙しい日常生活から少し離れて別の世界でリフレッシュすることが許される貴重な時間をもたらしてくれるのである。
わたしは、この貴重な時間である旅行先においては、お金に糸目をつけないことに決めている。
旅行先では、宿では追加料金でビールが飲める、歩いていたら子供がアイスクリームを食べたいと言う、買いたいお土産がたくさんある・・・
このようなお金の使い道がたくさんあるだろうが、ここで「節約」を持ち込んだら、旅行が日常生活に飲み込まれてしまう気がするのである。
日常生活から離れてリフレッシュするための旅行が急に色あせて、平凡なものになってしまい、それがストレスになる。
せっかく前もって計画して楽しみにして来たのに、肝心な旅行先で、一生の思い出が色あせた平凡なものになってしまっては、もったいない。
記念日のお祝い費用
記念日はいろいろある。
誕生日、結婚記念日、入学、卒業、父母の日など。人によってはもっと多いかもしれない。
上に書いた「旅行」と同じで、記念日には大切な人と一緒に特別な時間を過ごすという意味があるはずだ。そこに「節約」を持ち込むと、特別な時間が急に色あせ始める。
すべてを忘れて特別な時間や空間を楽しむことにこそ、記念日を設定する意味があるのではないだろうか。
節約は、記念日の特別な時間に持ち込むことなく、日常生活の中でするのがいい。
生活を快適にするための買い物費用
わたしの場合は衣服である。これを買うときにはあまり金額を気にしないようにしている。
ただし、それは「やたらめったらほしいものを買いまくる」というのではなく、「必要最低限の量を買う、そして、買うときには質のいいものを買う」ということである。
こうすることで、無駄遣いを防げるし、気に入った好きなものを大切に使うようになる。
例えば、わたしは靴を2足持っているが、数年間は履いている。
また、長ズボンも2本しか持っていないが、これを交代で年間通す。ほかにも買えばいいじゃん、と妻に言われることもあるが、好きなものを着られるのでまったく問題ない。
人によっては、生活環境を快適にするものは他にもあるかもしれないが、最低限の量の質を限界まで高めることで、快適さと節約を両立させた暮らしができるのではないだろうか。
お菓子に使う費用
これは人によっては無駄遣いだと思うかもしれないが、わたしを含め、めんおう家にとっては必需品で、どうしても出費を抑えられないものである。
節約を諦めて設定された「聖域」とも言えるかもしれない。
お菓子に使う支出を切ることができれば、もっと節約することができるのは間違いないが、食べたい時に食べるのを我慢するストレスと節約で浮くお金を比べたときに、我慢するストレスの方が大きいと考えたのである。
煙草も酒もやらないから、これくらいは、と割り切ってお菓子のおいしさを楽しんでいる。節約を楽しみながらストレスなしに続けていくには、このくらいのアソビは必要なのではないだろうか。
読書のための書籍購入費用
これを節約してしまったら、豊かな人生を送ることはできない。読書、ブログ、体験は成長のための必需事項のワンセットだ。
それに、読書のための書籍購入費用など、大した金額ではない。これを節約するくらいならいっそ、先日投稿した記事のように、大きな金額のかかるところを少し削った方がよほど効率的だろう。
読書は、成長のための出費だ。どんどん読書して新しい発見をし続けたい。
まとめ
生活する上で節約をしていくのに一番大切なことは、枠組みの設定とバランス感覚だと思う。
なんのために、いつまでに、いくらの資産を作るのか。そのための手段は節約なのか、投資によって増やすことなのか、それともその両方なのか。これらが枠組みの設定である。
わたしは、これまで書いてきたように「お金に糸目をつけないもの」には割り切って節約の対象から外しているが、あくまで、「いつまでにいくら作る」という枠組みの中での支出である。
「いつまでにいくら作る」があって、年間の支出、月間の支出の限度(枠組み)が決まる。(←実現可能な範囲で!)(例えば年間通して赤字が出ても、計画内の赤字ならいいわけで、めんおう家では今年は赤字〇〇万円の予定)
このように枠組みが決まったら、あとはその中でやりくりするバランス感覚が大切だ。
当初設定した枠組みをはみ出る赤字はよろしくないわけで、何をどのくらい削るのかを考えて実行していく必要が出てくる。
また、予定以上に黒字が出た場合は、次に繰り越したり、予定外の贅沢をしたりできるわけである。このように計画と現実を見て、計画を修正していくこと(枠組み内でのバランス感覚)が大切なのである。
ここまで、わたしの節約に対する熱い思い(笑)を書いてきたが、どうだったでしょうか。
人それぞれ大切にしたいものは違うということと、節約しなければいけないということは間違いない。大切にしたいものを捨てずに、何をどう節約し、充実した生活を両立させるかという決定権はわたしたちの手にあるし、それを成すも成さざるもわたしたちの腕次第なのである。
お金に糸目をつけないものを決めておくことで、ストレスを避けつつ、楽しみながら節約に挑戦してみてはいかがだろうか。