めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

「イケダハヤト」と呼ばれるモノが嫌い。

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先日、こんな記事を読んだ。↓

 

mecchanikukyu.hatenablog.com

 

この記事は、イケダハヤトさん元信者と名乗る方がサロンに入会してから脱会するまでの体験談について、インタビュー形式でまとめたもの。

特に、サロンが半ば「放置状態」で、決して安くない料金を支払ったにもかかわらず、サロンから得られたものはなく、脱会後に独学で学びながらのブログ収益の方がよっぽど多かった、というところが生々しく、同時に闇も感じられ、とてもおもしろく読ませていただいた。

 

もともとイケハヤさんと言えば、情報商材販売、仮想通貨、煽り、会社員への侮辱等、あまりいい印象はなかった。(信者もアンチも多いですよね。いずれにせよ、話題になりますよね)

 

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↑一見おとなしそうな風貌だが、過激な発言や攻めの一手が目立つイケハヤさん

 

ただ、上の記事を読んで気づいたのは、わたしがイケハヤさんについてはほとんど何も知らなかったことだった。「あまりいい印象がなかった」だけだったのです。

どんな人(経歴)なのか、過激の発言の裏には何かあるんじゃないか・・・

 

だから、上の記事をきっかけに、調べてみることにした。

やっぱり、嫌いなものほど遠ざけてしまう傾向がある。嫌いになるなら(批判するなら)そういうものにもっと近づいてみて、それをよく知った上で、自分の考えを整理すべきだろう、こう思ったのである。

この記事では、イケハヤさんについて調べ、整理してみてわかったことなどを書いていきたいと思います。

 

イケダハヤトの正体

イケハヤさんに直接会いに行きたいところだが、

①多分会ってくれない

②(高知にいらっしゃるらしいが)高知に伺う時間がない(本当に会ってくれるなら、ないお金を捻出して会いに行きます)

という理由で会いに行くことができないので、ネットで調べた。

参考にしたいくつかのページと個人的な感想等を整理すると以下のようになる。

 

ウィキペディア  ↓↓↓

引用:イケダハヤト - Wikipedia

わたしと同じ1986年生まれの31歳(←一番驚いた)。大学卒業後、会社員を経験した後、ライター(プロブロガー)になったそう(二児のパパ)。

2016年には東京から高知に移住しているみたい。

「移住はいいけど、なんで高知?」という素朴な疑問に答える記事があった。↓

イケダハヤトが高知県に移住した10の理由 : まだ仮想通貨持ってないの?

※ちなみに、上の「まだ仮想通貨持ってないの?」ってやつ、かなりきらいですが、この記事では、事実とわたしの思ったことをそのまま書いていきたいので、コピー・貼り付けのままでいきますね。

 

高知を選んだ理由としては、ネタとしておもしろい、食べものがおいしい、人がいい、物価が安い、意外に便利等があるそうだ。

また、ブログだけでなく、仮想通貨等の投資活動や書籍の執筆もしているそうだ。今では年商1億とも言われている(彼自身で言っている)。情報発信の重要性を説いていて、Twitterのフォロワーは17万人を超える。

 

✩←ヒトデ (id:hitode99)さんの記事  ↓↓↓

www.hitode-festival.com

この記事は、ヒトデさんが高知のイケハヤさん宅に遊びに行かれた日記です。

単純に、「ヒトデさんいいなぁ、行きたいって思った時に高知に行けて」という気持ちになった。また、イケハヤさんについては、バーベキューができて、やっぱり煽ってくる人かもということがうかがえる。

 

イケハヤさんのツイート  ↓↓↓

ツイートの一例。

やってるなぁ、サロン!(←これが悪名高き・・・)

「まだ仮想通貨持ってないの?」っていう文字をいつも入れているところに、きらわれることをいとわず稼ぐ執念のようなものを感じるぜ。

という感想を抱かざるを得ない。

 

ただ、彼のツイート自体は、煽りばかり、儲け話ばかり、というわけではなく、わたしのような情弱の知らない情報が盛りだくさんで結構おもしろいな、と思ったのも事実である(煽りや一見怪しげな儲け話もありますよ!)

 

 

イケハヤさんに人間味を感じる記事 ↓↓↓

www.ikedahayato.com

イケハヤさんの息遣いや体温のようなものを感じた。

この記事では、イケハヤさんやご家族の高知での生活の一部を見ることができる。食べ物、自然、町の人とのふれあい、人生での学びなどなど。

この記事からは、煽り、サロン、ネット、儲け話、仮想通貨などの怪しげなもののにおいはしない。彼は、人間味のないものの塊だというのような印象があったけれど、体温のある人間だという当然のことに気づかされた。

 

それでもやっぱり儲け話やサロンは完ぺきではなく、ひどい被害にあった人もいるという現実を思い知る記事 ↓↓↓

mecchanikukyu.hatenablog.com

これは、冒頭にも貼り付けた記事で、すでに紹介した通り、元イケハヤ信者がサロンに入会してから脱会するまでの生々しく、闇を感じる記録である。

この元信者によれば、サロンではお金を取られるだけ取られたにもかかわらず、何も学ぶものはなかった。。。にもかかわらず、「イケハヤは、サロンのことは放ったらかしでお金のことばかり」だったそうだ。

実際、どうなんでしょうね・・・。

 

自分の考えや気持ちを整理してみてわかったこと

上のように、いろいろなサイトや記事でイケハヤさんのことを調べてみたが、その実態は正直よくわからなかった。同じ事実も、見る人や語る人によって、その捉え方が180°違うのである。

煽り、儲け話、ひどい奴、というようなことが書かれている一方で、人間味が感じられるものがあったり、家族を大切にしている(大切にしてそうな)一面も垣間見えた。

もともとイケハヤさんにはいい印象がなかったが、イケハヤ像が揺らいできた感じがある。

何に対していい印象を持っていなかったのか。それをよく考えた方がよさそうだ。こう思うのである。

 

「イケダハヤト」と呼ばれるモノが嫌い

わたしがイケハヤさんについてもっていた印象をよく分析するとこんな感じになる。↓

煽る→悪口が多くていやだな

サロン→サロンって、塾みたいなものだよな。おれは高校の時から塾より独学派だったし、なんだか怪しげでいやだな

仮想通貨→仮想通貨自体まゆつば!そして、それを進めてくる人はもっとまゆつば!!なんかいやだ!!

会社員を侮辱→侮辱って単純によくないよ!!いやだ!!

 

このような「いやだ」の積み重ねがいい印象を持っていない原因だろう。ただ、今回調べてみると、「いやだ」だけでないこともわかった。「いやだ」の印象が強くて、イケハヤさんも温かみのある人間だということを見落としていたのである。

実は、「イケダハヤト」と呼ばれるモノを自ら作り出し、それを嫌っていたということだ。

これは結構大切なことだと思う。

わたしのように、マイナス面から「イケダハヤト」を作り出せば負の感情を抱き、時にはアンチになる。その一方、プラス面から作り出せばファンに。行き過ぎた場合は、信者になる可能性もあるからだ。

 

まとめ

ここまで、イケダハヤトさんについて調べ、整理したことをまとめてきた。

その結果、実は、イケハヤさんについてあまりにも知らないことが多かったこと、そして、あまりいい印象を抱いていないという事実は、自ら作り上げた「イケダハヤト」と呼ばれるモノに対する嫌悪感の積み重ねであることがわかった。

物事を正しく判断するためには、よく知りもしないものに影響を受けたり、ある感情を抱いたりすることなく、本質を見極める目を持ち、開いておくことが大切なのではないだろうか。

イケハヤさんについて、わたしの場合は、「イケハヤってなんか感じ悪いなぁ」という程度のものだったが、逆に「イケハヤサイコー!!」になっている方は、危ないのではないだろうか。

「イケダハヤト」と呼ばれるモノを自ら作り出し、その発信を無批判に受け入れるようなことをしていないだろうか。

イケダハヤトさんは、時に多くの金額を必要とするものへ誘う(実際の内容は知る由もないが)。

これ自体、わたしの理解の範疇を超える内容のものが多いし、サロンなども、興味はあってもお金がないので、支払うようなことはないが、一歩踏み出す前に立ち止まって考えてみた方がいいと思う。

 

「それで本当に自分の望んでいるものが得られるの?」

「望んでいるものって本当にそれでいいの?」

 

このように自分に問いかけるだけでいい。

 

イケダハヤトさんに関することだけでなく、物事の本質を見極める目を持ち、開いておきたいものだ、とつくづく思う。