めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

「つながり」の主流が、SNSからライブストリーミングに変わる中でのブログ文化等について思うこと

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今、多くの人にとって生活する上で欠かせない存在となったSNS

TwitterFacebook、ブログ等、もうこれがなければやっていけない、と感じている方も多いのではないでしょうか。

わたしは、本当にブログがなければやっていけない、と思っています。もう、水や空気と同じような、生活の必需品になってしまっているんですね。

 

そんな中で、先日、「人生の勝算」という本を読みました(Prime Readingで無料になってました)が、そこには、「今後、ライブストリーミングSNSに取って代わる」ということが書かれていました。

 

※前田裕二さんの本です。↓

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

ライブストリーミングってなに?っていう方(←この本を読むまでのわたし)のために説明をつけておきます。↓

DVカメラなどを使い、コンピュータのネットワーク上に流すことでライブ配信すること

引用:ストリーミング - Wikipedia

具体的には、こんなサービスがあります。↓

引用:ライブ配信 - Wikipedia

わたしは、この本を読むまでライブストリーミングというものにほとんど興味がなかったのですが、読んでからは、意外にサービスが広く使われているのに目が行くようになりました。

 

例えば、先日、Twitterで「フォロワー500人達成記念!感謝を伝えたいのでツイキャスします!!」というようなツイートがありました。

わたし自身はフォロワーでも何でもありませんが、ツイキャスに興味があったので、聴いてみました。

すると、臨場感がすごいすごい。ユーザー同士が話している声がすぐ近くで聞こえるわけですよ。クスクスっと笑う声、息遣い、考えているときのなんとも言えない間、部屋でする会話以外の音・・・

今のところは、わたし自身は、ネット上に出る個人情報を限定したいので、そこまでのことはしていませんが、なんか、すごいサービス来てるな、と強く感じました。

人気のインフルエンサーが主催するものになると、もっとずっとたくさんの人が集まるようです。

ライブで声や顔を見たい、つながりたいっていう人が多くいるわけですね。

 

上の本で、著者の前田氏は、「もっとネット環境が整い、ネットにつながっているのが当たり前になれば、SNSではなく、常にだれかとつながり続けるライブストリーミングの時代が来る」と言っています。

わたしなんかは、ずっとはつながっていたくないなぁ。ブログくらいに、書いて蓄積しているモノを人が読みに来てくれて、それに対してお互いあーだこーだ言うくらい、たまにブログをきっかけにして人と会うくらいの距離感がちょうどいい。なんて思ってしまう。

 

そこで疑問が湧きました。

 

ブログという文化は死ぬのか?

その中で、雑記ブログはどうなるのか?

 

結論から言うと、

ブログ文化はこれまでと同じように生き続けると思います。ブログサービスが世に出たときほどの爆発的な流行はないにしても、ずっと生き続ける文化だと思うんです。

学校のクラスに何人かは、必ず文学少年・少女がいたと思います。そこまででないにしても、人の知的好奇心(ものを読みたいという欲求)がなくならない限りはこの文化は死なないと思うのです。

また、その中での雑記ブログの位置づけですが、これも生き続けるし、むしろ、求める人が増えると思います。

ネットがさらに普及し、人とのつながりはさらに広がっていきます。

ライブストリーミングのこともありますが、人とつながるのが「当たり前」になる中で、ブログの中でも、特に息遣いや体温を感じられる文章(サービス)を投稿できる雑記ブログを求める人が増えるのではないか、と思うからです。

ただ、読まれるブログ、というものには偏りが強くなっていくのかなとも思います。新しいサービスが登場すれば、古いサービスからのユーザーの流出は間違いなく起こります。その中で、読まれ続けるものが、さらに限られてくるといふうに思うんですね。

 

ライブストリーミングでは近すぎる。ずっとつながって、ずっと一緒にいるのでは疲れてしまう。こんな、わたしのような感覚の人にとって、雑記ブログは最高の読みものなんだと思うわけです。

 

前田氏は、本の中で、「あと十年もすれば、ライブストリーミングの時代が来る」と言っています。

わたしには想像することしかできませんが、一人のネットユーザーとして、本当にワクワクする時代が来ているなぁと思います。

わたしは、そんなワクワクを感じながら、日常のことを書き続け、ちょうどいい距離感でたくさんの人とつながり続けたいな、と思っています。