めんおうブログ

主夫ライターの日々と、よりよく生きるためのちょっとしたコツなど。

あなたのような人は、日本を語らないでください

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※怒りに任せた記事を書きますことを、お許しください。

 

職場の目の前の、朝のマックでのできごと。

 

わたしは、早番の時は、始発電車に乗ってゆっくりスマホをいじったり、読書をしたりしながら通勤するようにしている。

単純に、夏の訪れを少しずつ感じるようになってきた日々の中でも、涼しいことの多い時間帯。

ゆっくりとした時間の流れに幸せを感じる。

そして、職場最寄りの駅に着くのは始発に乗ると、6時半ごろになる。

それからは、職場の前のマックでコーヒーを飲みながら、引き続きスマホや読書をするのが至福の時。

妻には申し訳ないな、と思いながらも、これが毎日の楽しみでもある(だからゆっくり寝ていていいからね!)。

 

遅番から早番に戻ってから、ここ数日、この至福の時(朝)をやっている。

 

今日も、さぁて、本読んでブログやるぞー(ワクワク)という感じでマックに入店。

するとそこには、いつもと違う光景があった。

朝6時半、すでに十数人が、各々くつろいでいる朝のマックの一席で、従業員を叱りつける中年男性客(中背細身、クソめがね)がいた。

 

何に怒っているのかはわからないが、ぶつぶつ、グダグダとしかも、ナゲットをほおばりながら叱っている。(いや、文句あるならナゲット喰うなよ・・・)←( )はその時のわたしの気持ち。

日本人男性従業員は、何やらボソボソと言っているが(遅番明けの時間帯でしょ、きついよ、今の時間帯。お客さん、そこ、わかってあげようよ。それに、マックの店員さんはめったに粗相しないよ。多分悪いのあんたじゃないの?)、客は腹の虫がおさまらない様子。

 

男性従業員がレジの奥に行ったので、話が収まったかな、と思いきや、外国人女性バイトを連れて出てきた。(このバイトさんは、いつもわたしにコーヒーを出してくれる人、きれいな方ですよ)

 

当初と同じトーンでぶつぶつ、グダグダ始まった。(終わってないんかい。また始まったよぉ)

すると、バイトさん、ちょっと日本人の従業員なら言わない一言を放ったのです。「わたしは言いました。言いましたよ。絶対違わないです!」(お、おぅ・・・でも、きっとこの人が正しいわ。目を見ればわかる)

 

以下、男性客(クソめがね=K)、男性従業員(J)、女性バイト(B)のやり取りである。

 

B:わたしは言いました。言いましたよ。絶対違わないです!

K:はぁ!?こっちは暇じゃねえんだよ!(絶対暇だろ。おれも含めて、暇があるから朝のマックに来てんだよな、みんな)

K:おめぇみたいなやつは国へ帰れ!いらねぇんだよ!汚ねぇ、つら見せんなこらぁ!!きめぇんだよ、ゲロかけんぞこらぁ!!(こいつ、ホントに最悪だな。とりあえず、ゲロはかけるものではない)

B:わたしは絶対に言いました。そういう、ひどいことを言う人の話はわかりません。(ですよね!このクソめがね、最悪ですよね)

K:知らねぇよ!日本の恥なんだよ、おめぇはよぉ!!(いやいや、日本の恥はお前だよ、クソめがね。しかも、外国人に対して「日本の恥」は意味不明だしね)

K:本部の番号教えろよ!こらぁ!!あったまきた!電話してやる!!(おいクソめがね!やっぱり暇じゃねぇかお前!!お前のようなやつのクレームなんてだれも聞かねぇっての、ヴぁーーーーーーーーかぁーーー!!!ホントクソめがねだな、お前はぁ!)

J:ぺこぺこ(この人、ホント、日本人だな)

 

思い出しながらキーボード打ってますが、それだけで鼓動の高鳴りを感じます。

同じ飲食店に勤めている者として、そして、客と同じ日本人として怒り、恥、悲しみなど、複雑すぎる気持ちになります。

 

クソめがねが帰った後、男性従業員と女性バイトが状況を確認していた。

 

J:何があったの?(聞こえなかったけど、多分こう言っていたはず)

B:お待たせして、お待たせして提供したならわかるけど、すぐに出して、レシートも出して、お客様(クソめがねのこと!)と一緒に確認までしているのに。絶対に言いました。ウソは言いません。絶対に間違っていないことを謝るのはできません、わかりません!(そりゃ、さすが、とにかく謝る日本の文化とは違うし、お客様至上主義に染まった日本のサービスを超えていくすがすがしさ。いいね!)

 

汚いつらだとか、国へ帰れとか。

本当に汚く、悲しい言葉だと思う。クソめがねこそ、国から出ていけと言いたい気分だった。

もしかしたら彼の言うように、受けたサービスが満足のいくものではなかったのかもしれない。

でも、万が一そうだったとしても、ある程度のところで我慢したり、折り合うようにするのが大人だと思う。

そして、国籍とか、見た目を理由に悪態をつかないのは、日本人として持っていたい気構えではないだろうか。

 

 

クソめがねこそ、日本の恥だ。

あなたのような人は、日本を語らないでください。

こういう日本人を養うより、がんばってる外国人に対する支援にお金を使った方がいいんじゃないか、と思ってしまうくらい。

 

まだわたしはこの記事をマックで書いている途中だけれど、店を出るとき、あのバイトさんに、伝えたいことがある。

何があったのかはわかりませんが、少なくともあなたは、汚ねぇつらではないですよ。同じ日本人として、彼のことを恥ずかしく思います。

これからも頑張ってください。と。

 

今はまだ、本当に彼女に言葉にして伝えるかどうかわからないけれど、この気持ちが伝わればいいなと思う。