ライターになるには。ライティングで文字単価の壁を越える方法
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先日、ブログのお問い合わせ欄に質問をいただきました。
内容は以下の通りです。
めんおう様
初めまして〇〇と申します。
私も収入を上げるために転職をするか、もしくは独立するかで悩んでいるのですが、めんおう様のライターとしてのお仕事はクラウドワークスやランサーズで受注をされているのでしょうか?
正直、単価が安くて厳しくはないでしょうか?
どのように収入面の解決をされているのか、お聞きしたくメールを致しました。 お忙しいとは思いますが、ご返信よろしくお願い致します。
ライターが報酬をいただいて仕事をする流れとしては、以下のように大きく3つあります。
確かにクラウドソーシングの案件は、文字単価0.5円などのものも多く、「時給換算すると500円程度になるぞ…(苦)」ということになると思います。
この記事では、いただいたご質問に答えながら、単価の壁を越える方法について紹介します。
クラウドソーシング経由
ここでは「仕事探し→提案→受注」という流れで仕事をすることになります。
すでに書いたように文字単価0.5円などはざらで、「結構きついぜ」という感じです。
(実はこれ、クライアントさんも困っているそうで、高単価で案件を出してもいいライターが集まらないということだそうです。「高単価で出す→いいライター集まらない→クライアントさん損する→単価下げる→ライター側が困る」の悪循環)
だからわたしは、「1円以上の案件しか提案しない」と決めています。
提案にも結構時間かかりますもんね。
クラウドソーシング経由での仕事の単価を上げていくには、
- 1円以上の案件に絞って提案
- 文字単価以上の仕事をして信頼関係を作る
- 実際に単価交渉をする
ということになるでしょう。
1円以上の案件でないと、「単価交渉しても上げてくれない」という話もあるようです(もちろん例外もあるでしょうが)。
単価を上げてほしいなら、納品だけでなく、コミュニケーションや対応も含めて全力で「いい仕事」をしましょう。
厳しい言い方かもしれませんが、「単価が低くて…」と言う人に限って単価交渉したことがなかったりもするので、したことがない人はしたほうがいいですよ。(意外と応じてもらえることが多いです)
交渉してもダメで、かつ、どうしてもその単価じゃやっていけない、というなら他のクライアントさんとの仕事を優先した方がいいです。
副業ならまだいいかもしれませんが、専業では生活がかかってますもんね。
ブログやTwitter経由
ブログやTwitter経由で仕事をいただくためには、以下のルートがあります。
「単価が低くて…」という人は、ブログやTwitter経由での仕事をいかに増やしていくかがカギだと思います。
それは、ブログやTwitter経由での仕事には以下のようなメリットがあるからです。
- 文字単価(記事単価)が高い(クラウドソーシングの数倍から10倍)
- 手数料を取られない
- いろいろとやり取りや交渉がしやすい
クライアントさんは「クラウドソーシングでいいライターが見つからない」という悩みを抱えていると書きました。
実際、ライターを買いたたく悪徳クライアントもいますが、そうではなく「いいライターさんなら高単価で」というクライアントさんも多くいます。
ブログやTwitterから直接声をかけてくださるクライアントさんは、そういう方ばかりです。
だからこそ、ブログやTwitterで「わたしはここでこういうことしてるライターです!わたしはここにいますよ!」とアピールすべきなのです。
リアルでのつながりから
「リアルでのつながり」とは、もともと勤めていた会社から仕事をもらうということです。
最近は自社サイトを持ったり、オウンドメディアで発信したりというのが流行っているので、社内に作れる人がいない場合、デザイナーやイラストレーターだけでなくライターにも外注するということが多いようです。(仕事はこればかりではありません)
こういう仕事を受注していくわけですね。
わたしにこの経験はありませんが、フリーランスになってからも、もといた会社から仕事をもらい続けているという人もいるようです。
また、すでに紹介したクラウドソーシング、ブログ、Twitter経由のクライアントさんとのつながりをリアルに広げていければ、相互理解も深まるし、いい仕事につながりますよね。
リアルでのつながりって結構重要なんですよね。
まとめ
この記事では、ライティングで文字単価の壁を越える方法を紹介しました。
クラウドソーシングだけでの収入の相場観は、「専業なら、月商20万円ほどであれば何とかいけるかも…」というものです。
ただ、かなりきついですし、再現性や継続性から言ってどうなるかわかりません。
これらすべてを目標実現のためにうまく組み合わせながら仕事をしていく、というのが答えなのではないでしょうか。
ではまた!
【ここでCM】
近日中に、わたしが専業ライターになるまでの軌跡をnoteにまとめます。
ここでは具体的な報酬なども公開しますので、ライティングに興味のある方(すでに活躍されている方も含めて)はぜひお楽しみに!